真面目な方が現在のインプラントの情報を沢山聞くと、まず私のお話はおかしいんじゃないか???と思う事でしょう。
正直な話、従来の常識が蔓延していて私自身が2003年から全改良して積み重ねて来たMI即時インプラント治療は、眉唾モノとしか受け取られない事でしょう。
しかも時代は生憎、グラフとレストか即時負荷とか、混乱を招くような概念が巨大メーカーによって台風のように一世を風靡していますから、尚更の如く伝わり難くなっている事でしょう。
専門家の方々、患者さん達には、本当に大変な時代ですね、同情するしかありません。
それでも、私は我が道を行くしかありません。
そして、従来のインプラントの道もしっかりと通って来ていますし、ここまでの改善の道程を振り返ると、私はこの道を今後大多数の方が来るだろうなー、と予感しています。
介入がMI最小限である事、そして即時可及的に早く歯が回復する事を見て来ると、これで全然大丈夫であるとの確信が益々強まるばかりで、否定的な意見を書かれても、失礼ながらあなたはまだ眼が開いていないだけですよ、と助言するだけなのが、私の気持ちです。
インプラント治療は、まだまだ未熟であり発展途上なのです。
私がいましている事すら、何時の日にか過去になる事でしょう。
何処まで進化するのか、その正確な予想は誰にも付かない、と言うのが正解であろう、と私は感じています。
過去のエビデンスを否定するつもりは毛頭ありませんが、私は即時荷重インプラント治療をMIで審美的に行う事を実践し続けています。
これは事実なのです。
今は色んな方がブログやHPで公開していますが、出せる方が羨ましい。
出せるレベルだから出せるのであって、現時点で論争を沸騰させてしまいそうな症例は、真似されたりしたら取っても怖いので公開なんて出来ません。
だいたいが学会で出そう、世界を驚かせようと思う仕事を易々とブログやHPで出せる筈がない。
これは事実です、としか言えないのです。
だから、私自身は即時荷重の症例は敢えて2000年の時の仕事しか出しませんし、出せません。
新し過ぎるものは学会とかで世界に向けて震撼させる為にこそ取って置くし、誰に命令を受けても出しません。
MI即時(荷重)インプラントの道は、遥かに遠いのです。
お陰で気苦労しまくって、疲れる私です。