大森インプラントクリニック松元教貢歯科医院腫れ痛みなく早く、骨不足でも骨ができて直ぐに歯が入る幸せのブログ

松元教貢歯科医院は骨が不足で骨造りしても腫れ痛みのとても少なく早く治せる方法をしてる即時荷重インプラントパイオニアです。

本当に正しいインプラント情報を知って欲しいのです。

2010年04月03日 | 即時MI審美インプラント治療の話
今巷ではインプラント情報が溢れています。

しかし、何処が本当にHPやブログで出している治療方法をしている、出来ているのかは判断できない、どこもかしこも理想的な話ばかり書いているけれど、と言う状態なのではないでしょうか。

骨が足りなくてもインプラントできますとか、インプラントしたらすぐに噛めますとか、無痛インプラントとか、審美インプラントとか、とにかく色々は話が書かれています。

本当にこう言う夢のような事が軽々とでき患者さんに提供されているのなら、こんな素晴らしい事はないのでしょうが、実際には身近で聞く話はインプラントしたけれどと言う話だったり、使い回しが報道されてしまうような事件まで発生し、疑念の方が大きくなってしまっているのが現時点なのではないでしょうか。

本当の本物は時間経過と供に明らかになり、評価されるようになるのでしょうが、今インプラント治療をして欲しいと願っている患者さんにとっては、難しい時代と言えるでしょう。

近い将来のインプラント治療は、間違いなくできる限り何回も手術をせず、大きな処置もしないで綺麗に、早く、長持ちするように治せることです。

それが、すぐに噛めるとか、無痛とか、骨造成しないでもインプラントできるとかの宣伝につながっているいる訳です。

では一つ一つ検証して行きましょう。

まずすぐに噛めるですが、これに関しては私は常に否定的見解を述べています。

即時荷重とか即時負荷とかAll-on-4とかに代表される今大流行している治療方法ですが、私が聴いた限りに置いては、やはり普通に噛めると言うことを公式に認めている方は皆無です。

即時の治療を手掛けている先生方全ての方が、まあ噛めるかも知れませんが、無理は絶対にしないで欲しい、と注意を喚起しています。

特に手術して2~4週間たって、傷口も落ち着いて患者さん自身が安心し始める頃が一番危険で、その時に強い力で噛むとインプラントと骨がせっかくくっ付き始めているのが剥がれてしまい、治るのが相当に遅れてしまう、と科学的データでも完全に証明されてきています。

ここが非常に患者さん達の心理と相反していることで、中々大変なようです。

患者さんにしてみれば、手術して時間もたって傷口も落ち着いて何ともない感じになっているのに、その時が一番危ないと言うのが納得できないことなのです。

私はこれに対して、お腹を切る手術でも、皮膚がくっ付いて治って来ているように見えていても、中の方はまだ治り切っていない中途半端な状態なのと同じなんですよとか、骨折して皮膚が治っていても中の骨が完全にくっ付いている訳ではないでしょう、と説明をして納得いただくようにしています。

人の体と言うのは、感染を恐れているので、表面が一番先に治って、中はそれから治るという仕組みになっています。

それと全く同じようにインプラントも、歯肉が治ってくれていても中の骨とインプラントのくっ付き方は生乾きの状態なのです。

すぐに噛めると言うのは、生乾きで大丈夫ですと言っているのと同じで、本当に噛む力を必要としていない、柔らかい食べ物なら噛めると言うことで、噛み締めたり食い縛ったりしてはいけないのです。

噛み締めたり食い縛ったりしたら、自前の歯ですら壊されてしまうのですから、人工物であるインプラントで生乾きではひとたまりもないでしょう。

やはりインプラント治療も普通の外科手術の病気と同じで、治る期間はできる限り安静にして、動かさない養生の仕方が重要である、と言うことなのです。

それまで噛めなかったから、噛めるようになって一日でも早く噛みたいお気持ちは良く分かりますが、そこで焦って2ヶ月待てないで噛んでしまうことで、反対に治療期間が延びてしまったら、勿体ないと思います。

グッと堪えて、2ヶ月養生するならば、普通の健康体の持ち主なら、通常の食事が出来るようになる筈です。

勿論、自前の歯ですら駄目になってしまうかもしれない、凄く噛み応えのあるアワビとかスルメとかはまだ厳しいでしょう。

これが、即時荷重を97%以上成功させ続けて10年以上に成る私が知り得た正しい情報です。

いつの日にか、すぐ噛める夢のような時代が来るのかも知れませんが、今はまだ時期尚早である、と申し上げます。

次に、無痛ですが、これに関しても麻酔を痛くなくしっかりすれば、いたい事はまずない筈で、痛む治療をしているとしたらそれは麻酔の不足か技術が足りていないだけであろう、と思います。

これら関しては4月1日に詳しく解説しているので、是非そちらをお読み下さい。

最後に、骨造成しないでもとかのMI低侵襲外科手術によるインプラント治療です。

MI低侵襲外科に関しては、まだまだ未熟とか言いようがない、情報氾濫の時代です。

これらに関しては、私は溢れている情報に対して異論が相当にあります。

まず、私の立場を明確にして行きましょう。

私の考えるMI低侵襲外科とは、手術回数自体を極力減らす、大きな切開線は入れない、大きく歯肉を開かない、骨を大きく露出させない、必要以上のインプラント本数を植立しない、インプラント部位以外に傷口を作らない、要するに最小限の介入だけをしてそれ以上小さくできないだろう、と言う手術の仕方をすることに尽きます。

骨造成しないという低侵襲の方法に関しても、全く何もしないで残っている骨の中に入れる方法や、短いインプラントを用いる方法を代表例としているのでしょうが、これらの方法では適応できる患者さんの数が限られ、一般的方法ではないと思います。

特に、日本人の患者さんでは骨が痩せると角化歯肉がなくなり、インプラント周囲が清掃性が悪い将来的に見て難しい状況に陥り易いです。

データ的には角化歯肉がなくても大丈夫と言う説もありますが、メインテナンスが大変難しくなり患者さんご自身が苦労したります。

なので、私はやはり適量の角化歯肉は欲しいと説明し、低侵襲の手術でできる方法で解決しています。

申し訳ないのですが、世界レベルでも希少な情報であり、発表予定にしているので詳しくは明かせません。

但し、低侵襲で何とかしようと思うとできるものである、と言うことは明言して置きます。

私自身の治療結果は、昨日今日やり始めたようなものではありません。

2003年からいち早く取り組み、全く違う手術方法でやって来ています。

その成果を判定したくて、2006年に歯科用CT3DXを入れたのですが、その結果ますます低侵襲の処置の仕方に傾倒しているのが現在です。

今日解説しているお話は、一般的に成るにはまだまだ時間が掛かるもので、DRによって全くやり方が違う、と言うことだけはご理解いただければと思います。

何がどこまで出来ているのか、どう言う治療が希望なのか、患者さん自身で頑張って探さないといけない難しい時代であろう、と明言します。

昔アサヒスーパードライが大流行した時、他の会社もこぞってドライと言う名のビールを出しました。
しかし、現実には本物であるアサヒスーパードライしか生き残りませんでした。

それと同じ事がインプラント業界で即時、無痛、MI低侵襲と誇称し広まっていると私は危惧し、それによって不信の時代が固定してしまい、不幸の時代にならないようにと心から祈っています。

 
KMインプラントセンター松元教貢歯科医院は、世界レベルをリードした正しい即時・無痛・MI低侵襲・審美インプラント治療を、正確に広め患者さんを救いたい、と願っています。

インプラント治療をどこですれば良いのか分からない、大きな治療は受けたくない、できる限り早く治りたい、色々な夢を患者さんと一緒に2人3脚で叶えて行きます。

本当の事を知りたい方は、一度ご相談にお越し下さい。

参照:http://www.samurai-implant.com/


4月2日(金)のつぶやき

2010年04月03日 | Weblog
18:55 from Keitai Mail
昭和歯科大のインプラント勉強会なう。宿題症例をどう治したのか、若手の先生方が発表なう。新谷教授が解説。問題提起大変面白い。
23:42 from Keitai Mail
即時インプラントの治療、歯科用CTによる計画から実際まで、ライブオペ3例、実習。海外の最新情報満載、日本語同時通訳による完全理解。IDEAセミナーサンフランシスコにて8月18~20日開催。生涯の宝を獲得。参加者募集!メッセージ下さい!
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