クインテッセンス出版社から出たばかりの本ですが、長期安定インプラント治療と言う本が出ました。
そこに書かれている事には全面的に賛成しかねる部分も結構ありますが、現時点でのインプラント治療の出来ている事を正確に反映している本だと思います。
この本で、個人的好みで白眉なのは杉山先生の章でしょう。
いい仕事をされているなーと、心から賛辞を惜しみません。
私自身も長期的に安定するインプラント治療を捜し求めているのは勿論です。
即時荷重、審美、低侵襲と言うと長期的予後に関して疑問を抱かれてしまう事が、まだまだあるようですが、長期安定は当然の事で、その上での即時荷重、審美、低侵襲なのです。
長期安定の鍵を握るのは、インプラント周囲の生体組織、つまり骨とか歯茎とかの条件が整っている事が鍵を握っています。
最近の知見ですが、インプラント周囲には骨が2mm、歯茎が3mm厚みが必要と判明している、と主張されています。
その通りに植立しようとすると、通常の4mm弱のインプラントを植立する場合で骨の厚み2mm、歯茎の厚み3mmにしようとすると14mmもの幅の顎提が必要になると言う事になります。
14mmもの幅のある顎提となると、日本人では正直かなり厳しいのではないかと私は思いますが、世界的にはこれが一つの目安とされて行く事でしょう。
前歯の部位の審美性を問われる場合、その幅が違和感とか本来のその患者さんの体に馴染むのかどうか、今後の課題となると思われます。
長期に安定すると言う視点でインプラントの周囲を語るとなると、今分かっている事はここまでのようです。
今流行している即時インプラントの予後とか安定性とかは、これから報告がなされて行くと思います。
ここから先は、私自身だけの個人的経験に基づく話に成りますが、私自身は抜歯即時インプラントをさせていただいて10年以上に成ります。
それでどうなっているのかと言うと、前述した論文の報告が正しいのかに関しては異論があります。
私が信じているのは、抜歯した後の骨は必ず痩せますが、ハイドロオキシアパタイトなどの生体内で安定している材料を用いると、生体の大きさはそんなに大きくは変化しないなー、と感じています。
かつては自家骨とかを用いるのがゴールデンルールでしたが、吸収してしまうと言うことで現在は自家骨だけのやり方には疑問が付けられています。
前述の基準は多分自家骨だけでの基準なのでは、と考えています。
ハイドロオキシアパタイトとかの生体材料を用いて安定させれば、インプラントと同じように変化しないと考えていて、私は好んで使っていました。
自家骨の弱点は生体で入れ替わって行くものなので、維持が難しいだろうと考えていました。
10年経って、予想は当り自家骨だけではどうも上手くないとされています。
何を考えているのかと言うと、結局血流なのです。
血がある程度流れる幅、体積があればインプラント周囲の組織は維持されるんだろうなー、と考えています。
そして、生体内の入れ替わりに関わらないものがあれば、幅厚みが多少少なくてもそこに存在する細胞量が少なくて済んで維持できてくるんじゃないのか、と考えています。
私自身の経験上、それで解決できている事が多く、鍵を握るのは軟組織だなー、と感じて仕方がないです。
しかも、軟組織は以外に骨よりも変化しない、と言う経験もしているし、時間と供になだらかになってくる、周囲の影響を受けて厚みが増してくる、インプラント周囲の歯肉が盛り上がってくる、と言う事も良く経験します。
今日書いている事は、私の低侵襲治療の核をなす事で、上手に翻訳して論文にしようと今あくせく奮闘中です。
結果が認められれば松元理論として認めてもらえ、名前が付くかもしれません。
その時にはサムライ法としてもらうつもりです。
なので、具体的な技術、手技のご紹介は出来ませんが、面白いモノになるんじゃないか、と期待しています。
2004、2007と2回PRDで出せて来た感じでは、良い所に行けるだろうと予想しています。
まだ何処にも、誰も出していない理論、ノウハウ、手法を一つ一つ論文で解説し、公表する予定です。
残念ながらどんな治療法に置いても長期的予後を認めて置かないと出せない時代ですから、安易に1例2例成功しただけでは出せないのです。
その為に、即時、低侵襲、審美的に救えるだろうな、と思われる患者さん達の色々な話とかを見る度に申し訳ない気持ちになります。
私は分かっているし、出来るんですが、そのDRにしてみればいかがわしい感じがしてしまってしてくれないのは仕方がない事でしょうから。
時間経過が経たないと報告できない、その間の患者さん達には申し訳ない、背反する気持ちの葛藤の中で早く出さないとと急くばかりです。
即時低侵襲審美インプラント治療は、現実になって来ています。
少なくとも、自分の臨床の中ではもう7年以上ですから、確信はあります。
皆さんに納得いただけ、専門家諸氏を説得出来るだけのモノを一日でも早く出し、その結果として患者さん達が救われる世の中が来るよう、必死で頑張ります。
KMインプラントセンター松元教貢歯科医院は、世界最新情報に加え独自の手法を編み出し、患者さんの夢を叶える為だけに頑張って来ました。
確かな即時低侵襲審美インプラントをご希望の方は、一度ご相談にお越し下さい。
積み上げて来た経験、世界から得た知識で最高レベルのものでお答え致します。
03-3775-0044 または kmdetanl21_genmatsumoto@yahoo.co.jp までご連絡下さい。
参照:http://www.samurai-implant.com/
そこに書かれている事には全面的に賛成しかねる部分も結構ありますが、現時点でのインプラント治療の出来ている事を正確に反映している本だと思います。
この本で、個人的好みで白眉なのは杉山先生の章でしょう。
いい仕事をされているなーと、心から賛辞を惜しみません。
私自身も長期的に安定するインプラント治療を捜し求めているのは勿論です。
即時荷重、審美、低侵襲と言うと長期的予後に関して疑問を抱かれてしまう事が、まだまだあるようですが、長期安定は当然の事で、その上での即時荷重、審美、低侵襲なのです。
長期安定の鍵を握るのは、インプラント周囲の生体組織、つまり骨とか歯茎とかの条件が整っている事が鍵を握っています。
最近の知見ですが、インプラント周囲には骨が2mm、歯茎が3mm厚みが必要と判明している、と主張されています。
その通りに植立しようとすると、通常の4mm弱のインプラントを植立する場合で骨の厚み2mm、歯茎の厚み3mmにしようとすると14mmもの幅の顎提が必要になると言う事になります。
14mmもの幅のある顎提となると、日本人では正直かなり厳しいのではないかと私は思いますが、世界的にはこれが一つの目安とされて行く事でしょう。
前歯の部位の審美性を問われる場合、その幅が違和感とか本来のその患者さんの体に馴染むのかどうか、今後の課題となると思われます。
長期に安定すると言う視点でインプラントの周囲を語るとなると、今分かっている事はここまでのようです。
今流行している即時インプラントの予後とか安定性とかは、これから報告がなされて行くと思います。
ここから先は、私自身だけの個人的経験に基づく話に成りますが、私自身は抜歯即時インプラントをさせていただいて10年以上に成ります。
それでどうなっているのかと言うと、前述した論文の報告が正しいのかに関しては異論があります。
私が信じているのは、抜歯した後の骨は必ず痩せますが、ハイドロオキシアパタイトなどの生体内で安定している材料を用いると、生体の大きさはそんなに大きくは変化しないなー、と感じています。
かつては自家骨とかを用いるのがゴールデンルールでしたが、吸収してしまうと言うことで現在は自家骨だけのやり方には疑問が付けられています。
前述の基準は多分自家骨だけでの基準なのでは、と考えています。
ハイドロオキシアパタイトとかの生体材料を用いて安定させれば、インプラントと同じように変化しないと考えていて、私は好んで使っていました。
自家骨の弱点は生体で入れ替わって行くものなので、維持が難しいだろうと考えていました。
10年経って、予想は当り自家骨だけではどうも上手くないとされています。
何を考えているのかと言うと、結局血流なのです。
血がある程度流れる幅、体積があればインプラント周囲の組織は維持されるんだろうなー、と考えています。
そして、生体内の入れ替わりに関わらないものがあれば、幅厚みが多少少なくてもそこに存在する細胞量が少なくて済んで維持できてくるんじゃないのか、と考えています。
私自身の経験上、それで解決できている事が多く、鍵を握るのは軟組織だなー、と感じて仕方がないです。
しかも、軟組織は以外に骨よりも変化しない、と言う経験もしているし、時間と供になだらかになってくる、周囲の影響を受けて厚みが増してくる、インプラント周囲の歯肉が盛り上がってくる、と言う事も良く経験します。
今日書いている事は、私の低侵襲治療の核をなす事で、上手に翻訳して論文にしようと今あくせく奮闘中です。
結果が認められれば松元理論として認めてもらえ、名前が付くかもしれません。
その時にはサムライ法としてもらうつもりです。
なので、具体的な技術、手技のご紹介は出来ませんが、面白いモノになるんじゃないか、と期待しています。
2004、2007と2回PRDで出せて来た感じでは、良い所に行けるだろうと予想しています。
まだ何処にも、誰も出していない理論、ノウハウ、手法を一つ一つ論文で解説し、公表する予定です。
残念ながらどんな治療法に置いても長期的予後を認めて置かないと出せない時代ですから、安易に1例2例成功しただけでは出せないのです。
その為に、即時、低侵襲、審美的に救えるだろうな、と思われる患者さん達の色々な話とかを見る度に申し訳ない気持ちになります。
私は分かっているし、出来るんですが、そのDRにしてみればいかがわしい感じがしてしまってしてくれないのは仕方がない事でしょうから。
時間経過が経たないと報告できない、その間の患者さん達には申し訳ない、背反する気持ちの葛藤の中で早く出さないとと急くばかりです。
即時低侵襲審美インプラント治療は、現実になって来ています。
少なくとも、自分の臨床の中ではもう7年以上ですから、確信はあります。
皆さんに納得いただけ、専門家諸氏を説得出来るだけのモノを一日でも早く出し、その結果として患者さん達が救われる世の中が来るよう、必死で頑張ります。
KMインプラントセンター松元教貢歯科医院は、世界最新情報に加え独自の手法を編み出し、患者さんの夢を叶える為だけに頑張って来ました。
確かな即時低侵襲審美インプラントをご希望の方は、一度ご相談にお越し下さい。
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03-3775-0044 または kmdetanl21_genmatsumoto@yahoo.co.jp までご連絡下さい。
参照:http://www.samurai-implant.com/