大森インプラントクリニック松元教貢歯科医院腫れ痛みなく早く、骨不足でも骨ができて直ぐに歯が入る幸せのブログ

松元教貢歯科医院は骨が不足で骨造りしても腫れ痛みのとても少なく早く治せる方法をしてる即時荷重インプラントパイオニアです。

今日はインプラントセミナーです。

2009年05月24日 | 患者さんの知らないンプラント業界の話
永田町の都市センターホテルでインプラントセミナーを開催します。

オステオプッシャーの考案者、同期生の水口先生が初めて公開する話が聞き物です。

私も少し話しますが、水口先生の講演聞くのが楽しみです。

又、審美の金子先生の講演も興味深いです。

午後、メインスピーカーの水口先生がレクチャーしますので、今からでもお越し下さい。

他では決して聞けない役立つ話満載です!

今日も出張インプラントオペです。

2009年05月23日 | 患者さんの知らないンプラント業界の話
本日も朝から出張オペで、出ています。

いつものように、上顎の審美部位から大臼歯までの一回切りで全て終わらせるオペです。


上顎の審美部位はたいていの場合、骨の厚みが薄く植立が極めて困難です。
又、大臼歯部は上顎洞があることで危ない部位で、今回の方などもレントゲンでは皮一枚と言う状況です。


こう言う場合、骨造成して何回にも分けてやるのが普通ですが、私に来る依頼はMIでして下さい、と言うハードルのかなり高いものです。

勿論、事前に歯科用CTで十分に診査診断し、患者さん、依頼DRの望みを叶えます。


こう言う仕事すればするほど、専門家でないとインプラントオペしてはいけないな、と思う私です。

安易に風潮が広まりつつある今、注意を喚起したいと思うのです。

歯周病があるインプラント治療患者さんでの問題

2009年05月23日 | 日々のインプラント臨床の話
歯周病治療で歯を失いインプラントになる方の問題に、即時荷重インプラントして成功して咬合負担域が増える事で、歯周病の方の経過が良くなり歯周病治療とか次のインプラント治療のモチベーションが下がると言う事が時にあります。
つまり、歯周病で歯を数本失うのですが、抜歯と同時にインプラント即時荷重MI治療で綺麗な仮歯が入り、咬めるように成り出すと、他の部位の治療のやる気が急に下がる方がいるのです。

当然、歯周病治療はインプラント治療において必須ですから、初診から一所懸命にして行きます。
そうなると歯茎の状態も改善し、状況が良くなった所で残せないと判断している一番悪い部位の抜歯とインプラント植立治療、仮歯装着治療となります。
そうなると、初診時よりもとても状態が良くなった、と患者さんは感じる為に、そこから後の治療に進むのにもう良いかもと思うのです。

しかし、これはとても危険な事なのです。

初期治療をした事で、当然歯周病の状況は改善されますが、残念ながら深いポケットの奥にある歯石とか炎症とかはちゃんとは取りきれていないのです。
要するに、歯周病の表面だけが治っているように見えているだけで、本当の悪い所、今後とても危なくなるであろう原因は残したままになってしまうからなのです。

そうなるとせっかく良くして治した所が、又骨とかの破壊が再発し、次に症状が出る時には最初よりも必ず悪くなっているのです。
患者さんは、一時の快適さに味をしめてしまい、もう大丈夫と油断をしてしまうのですが、これがとても危ないのです。

これは実は、私自身が苦い経験をしてきた過去からの教訓なのです。
なので、それを是非他山の石として聞いて欲しいのです。

歯周病は根本となる原因をちゃんと取り切り、出来る限り再生治療をして、これからは壊れ難い状況にまで治し、その上でメインテナンスでその良い状態を維持し、1~2年経たないと本当には安心出来ないのです。
言い換えると治したての綺麗に見える組織は、まだ実は未熟であり、良くなったと思えるようでも病気の再発に対する抵抗力はまだまだ弱いのです。

これは当然、即時荷重インプラント治療している骨とか歯茎にも、悪い影響を凄く与えます。
せっかく上手に行っていたインプラントまでもが危ない状況に成りかねないのです。

なので、このブログを読まれている患者さん達には、少なくとも治す時にはしっかりと徹底的に治し切る事、油断こそが大敵である事、用心深く治って来ていても気を緩めないで確かめる事を強くお勧めします。

お腹の中を切る手術の必要な病気の場合、絶対に取り切る事を目指すのと同じで、歯周病もお口全体が一つで取り切る事を目指さないといけないのです。
それが、お口の場合、歯が1本1本だったりする為に、患者さんは別々に考えてしまうのですが、そうではないのです。
お口の中全体で一つ、この認識をしっかり持って下さい。

心からお願いします。

治療が終了すれば、わたしの言っている事の意味が本当に分かるのでしょう。
途中途中では気が緩みがちになるでしょうが、治す時には徹底的に治す、その心構えこそが一番重要なのである、と言う事なのです。


インプラント医学の夜明け

2009年05月22日 | 患者さんの知らないンプラント業界の話
インプラントは、必ず人体がある意味生体だけで存在しているところに異物を人為的に入れる、常態では有り得ない状態を造り上げるものです。

この意味は決して軽くないものです。

端的に言うと、生体だけの正常な状態ではなく病態に近付けている、と言うことになるのです。

だから安易に考えてやって欲しくない。

歯科医も患者さんもしっかり学び、取り組んで欲しい。

そう思うのです。

今漸く医学的見解がまとまりだし、安定を保つにはどうすべきかが分かって来ています。

夜明けが今始まっているのです。


本当の情報の解説、セミナー24日都市センターホテルで開催します。

インプラント医学、学びたい方の参加お待ちしています。

インプラント医学書仕上がり間近

2009年05月22日 | 患者さんの知らないンプラント業界の話
今年はこの本を仕上げる事で、とにかく忙しかったです。

書きながらオペしたり、セミナーに参加したり、家族と過ごしたり。

隙間時間見付けては、書きチェックする、その苦労がやっと報われます。


編集長も頑張りましたね、と褒めて下さいました。

総ページ数144、たった一人で書きました。

後少しで上梓です。

インプラント治療のお役に立つお話を24日します。

2009年05月21日 | 即時荷重インプラントの話
24日都市センターホテルでフローラルインプラントチームで、インプラントのDR向けのセミナーを行います。

当日の受付も行いますので、インプラントを勉強したい歯科医の先生方のご参加をお待ちしています。

私は”即時荷重インプラントにはコツがある”と言う内容でインプラントを安全安心に成功させるコツのコツ、基本のお話を1時間半弱させていただきます。

最近、やはりインプラントしないといけないなーと気が付いて、でも何処で何から勉強し始めようか、と右往左往されるのが現状ではないでしょうか。

安易に考えて簡単に取り組み大変な事になってしまう事が、最近は危惧されています。
その辺の所を避けて、出来る事出来ない事、ここまでなら安全、ここからは専門家への依頼をする方が良いのではないでしょうか?と言うような提言も含めて話させていただきます。

勉強の仕方、何を学ぶべきなのか、の専門家への真摯な提案をします。

チャンとインプラントを学びたい方々の参加をお待ちしています。

メイン演者はプラントンの講師の水口先生で、本邦初公開のお話を準備しています。
私の前の演者は横浜美容歯科の金子先生が、審美歯科の本音のお話をしてくれます。

何れのお話も何処でも聞けないお話満載ですので、大満足していただける事請合います。

有志のご参加をお待ちしています。

昨夜は武田孝之先生のインプラントの関係の講演を聞かせていただきました。

2009年05月21日 | 日々のインプラント臨床の話
昨晩、出張オペが終了してすぐに浅草に向かい、武田先生のお話を聞きました。
いつも思うのですが、武田先生は本当に真摯な先生で、その主張、臨床への取り組みでは学ばされます。

恥ずかしながら、私も症例を発表させていただきました。
欠点だらけで、まともに写真を出し切れていないものでしたが、色々と勉強に成るご指摘をいただき、又学び直そうと、明るい気持ちになりました。

最近先生が協調されているのは、患者さんの為の治療、自分が患者さんである時に受けたい治療を提供しようと言う事と、インプラント臨床の長い経過を追う中で大きな問題点として浮かび上がって来た問題、上顎への配慮を重視して治療をするべきであると言う事です。

これらのご提案は私も大賛成で、そうだそうだと膝を打つ事ばかりでした。

噛み合わせは、下顎がハンマーで上顎は受け皿で、下顎ばかりにインプラントを沢山植立してしまうと上顎が経年的に歯が割れて失われ、非常に厳しい状態に到ってしまう、特に大きな義歯を入れているとかの多数歯の欠損を抱えている患者さんでは上顎が総義歯に到ってしまった場合、前歯の部分の噛み締めが強くなってしまって、骨が痩せて処置が物凄く難しくなるのです。

これはとても大きな問題です。
今寿命が伸びている中、インプラントになる年齢が早ければ早いほど、そう言う問題が大きくなるであろう、と言う指摘でした。

なので、武田先生のお考えは上顎を如何に保全する治療をして差し上げられるのかだ、と結論付けられていました。

そうなると、上顎の治療、インプラント治療がとても難しい事が、大きな課題として立ち塞がって来る訳です。
何故かと言うと、上顎は骨自体が骨密度が薄くインプラントの生着に時間が掛かるし、生着事態が難しいからなのです。

上顎の治療を如何に上手に治して差し上げられるのかどうか、これがこれからのインプラント治療の大きな課題である。
これは我々プロは厳しく問い詰めて突かねば成らないでしょう。

私もこの問い掛けに対して私なりの臨床経験に基づき、考えを広めて行きたいと思いました。
私は有り難い事に、今現在ではどちらかと言うと上顎の方が気楽にインプラント出来るレベルですので、それがお役に立つのではないだろうか、と思うのです。

長い人生を見通して真摯に取り組むインプラント、その視点で考える事は、患者さんにも大切な事でしょう。



本日の出張インプラント関係オペも最難易度レベル ウルトラEです。

2009年05月20日 | 日々のインプラント臨床の話
本日も朝から出張オペです。
難しい処置と言えば、いつものように上顎洞絡みのオペです。

大臼歯の歯周病が進行して骨がないし、上顎洞も近いし、しかもこの方は親知らずが半端じゃなくて横に埋まっています。

これをいつものように殆どブラインドテクニックで行います。
これでやれれば、痛んだり腫れたりが極度に少なくなるので患者さんに優しい手術です。

これこそ歯科用CTで頭の中に3D立体画像があるからこそ出来ることで、このハイレベル中のハイレベルの親知らずの抜歯、大臼歯の抜歯同時インプラント植立、サイナスへの対処、GBR骨造成を行えるのです。

私が今一番気にしているのは、何よりも手術後の患者さんの苦痛、大変な思いを如何に減らせるのかに尽きます。

通常であれば、このような手術は最低でも3回以上に分けて行うのが現在のインプラント外科手術のハイレベルな処置でしょう。
それを1回きりで行う事が如何にハイレベルなのか、しかも手術侵襲を極端に減らしたブラインドの手術野で綺麗にやり切る事が、どれほどのレベルなのかご理解いただければ幸いです。

何度もの手術を好き好んで受ける患者さんは、この世の中に皆無でしょう。
にも関わらず、今でも何回もの手術を好まれる方が沢山い益すし、それどころかいまだにそれがゴールドスタンダードであると信じて疑わない方のほうが大多数です。
勿論そうしなければいけない症例も数多くあるでしょうが、1回で出来るものの方が私は多いだろうと、今後の展開を予想しています。

正直に書けば、私は症例をHPやブログで出せる方々が羨ましいです。
私のしている仕事は、誰が見ても危険であると謗りを受ける可能性の方が高く、しかも下手に真似されると危険極まりないので、とても載せられないからです。

午後は下顎の大臼歯の又もかなり難しい抜歯同時植立骨造成GBR手術です。

インプラントの専門書もうすぐ仕上がります。

2009年05月19日 | 患者さんの知らないンプラント業界の話
ゲラ刷りが届き、最終チェックに入りました。

編集長とも綿密に打ち合わせし、安心してお願いできました。

新しい風を吹かす事が出来れば幸いです。

朝一とか昼休み明け間際での出来事

2009年05月19日 | ニュートンドクター見て下さい。
クリニックの始まる時間帯は、始業でバタバタしていて多忙を極めます。
朝一とか昼休み明けとかの時間帯です。
そう言う時間を狙って、業者の売込みとか、新患で急に見て欲しいとかの電話が掛かって来る事が良くあります。

現在では殆どの歯科医院が予約制を取っている筈で、時間の決められている中で動いています。
そんな中、開始間際の時間帯で狙って電話を掛けてくる、と言うのは、スタッフやDRは出ているに違いなく、予約の時間帯になれば仕事が開始してしまって話を聞いて貰えないだろうから、と言う考えで電話してくるようです。

しかし、業者にしろ患者さんにしろ、自分の話だけは人に先駆けて聞いて欲しい、時間の合間を縫って自分だけは特別扱いして欲しい、と言う意図が透けて見えてしまって感心出来ないのです。

こちらは始業に合わせて、色々と予め予約を取って下さっている患者さんの為に準備を整えている真っ最中であり、別に暇をしている訳では全く無いからです。
そんな事お構いなしで自分の都合ばかりを考えて売り込みや診療の電話を書けて来ている事を、もっと気が付くべきでしょう。

そう言う人としてのマナーの悪さが目立つ業者、患者さんが時々今でもいるのです。
そう言う事ばかりしていると、品性が疑われ結局損をするのは自分でしょう。

同じような理由で、私は電話が好きではありません。
電話は基本的に割り込みだからだです。

前にも書いたのですが、電話とかでは必ず時間があるのかどうか、確かめるマナー位は最低限持っていて欲しいです。
それが人としての品格を示す事になるのではないでしょうか。

朝一とか昼休み明けとかで、無礼な電話で手が塞がるような事は厳に謹んでで欲しいものです。


岡山のペリオインプラントセミナーに来ました。

2009年05月17日 | 患者さんの知らないンプラント業界の話
今日も日帰りで岡山のペリオインプラントセミナーでした。

旭大学の永原教授のレクチャーと実習でした。

細かな色んな基礎のお話で、為になる事がきけました。


大学で基礎研究され臨床されているので、成る程なと改めて学ばされました。

明日からの臨床に活かしたいと思います。

クイント佐々木社長の講演

2009年05月17日 | 患者さんの知らないンプラント業界の話
昨夜昭和大附属病院でクイントの佐々木社長が、講演されました。

非常に珍しい事で、楽しみにして聞きに行きました。
感銘を受けたのは、他の人と同じ事を考え、していても何も変わらない、他人とは違う視点、発想が大切だと言う所です。

流石一代であそこまで会社を大きくされた方です。

他と同じではいけない事、何が求められているのかと考えるべき、と言う指摘は改めて心に銘じようと思います。

インプラントの自著完成間近

2009年05月16日 | 患者さんの知らないンプラント業界の話
歯科医療に8回連載していた即時荷重MI審美インプラントをまとめあげ、更に解説を加えて書き足した本がようやくゲラ刷り最終チェックの段階に入りました。

色々書きたい事書いていったら、130ページの大著になってしまいました。

我ながら書いたなー、と感心しました。


後一踏張りです。

インプラントの理想と現実

2009年05月15日 | 患者さんの知らないンプラント業界の話
今夜の勉強会は考えさせられました。

考えられないトラブルが多発し始めているそうです。
残念な事に、私の悲観的予測が的中しているのです。

特にサイナス上顎洞関係は、重大事故がかなり出ているそうです。

酷い場合は、かなり大きく炎症が波及して、大事になっていると警告されていました。

余程腕のあるDRにして貰わないといけない、だが誰がそうなのかわからない。難しい時代です。

昭和大インプラント科勉強会

2009年05月15日 | 患者さんの知らないンプラント業界の話
北千束にある昭和大歯科病院で、定例のインプラント科の勉強会が今夜あります。

外傷にあった部位の審美的解決の話始め、色々な情報を学びに来ています。

地道な努力しか、患者さんを救う道はないのです。

真摯な努力、お天道様しか見てないかも知れませんが、怠る事は出来ません。

口先で偉そうな事言うのではなく、行動で示す。
それが真実、真理なのです。