ちょっとリラックスしたかったので、
六日目は自主的に休日にして、滞在七日目。
この日はついにあの聖バーソロミュー病院を見に行きます。
シャーロック・ホームズとジョン・ワトソンが出会った、ということになっている病院です。
大きな地図で見る
St. Paul's駅から降りて、Bootsでチキンのラップサンドとカミソリを購入。
(日本から持って行くの忘れて眉毛がボーボーになりつつあったw)
ニューゲート・ストリートを歩いて行き、途中で見えるのはクライストチャーチ・タワー。
そしてギルツブール・ストリートに入ると、見えてきます。
本物のバーツだーっ!!
「SHERLOCK」でも度々出て来るこのアングル!!
これは"The Great Game"のワンシーン。
反対側から見るとこんな感じ。
聖バーソロミュー病院は1123年に設立されたロンドンで最古の病院であり、
元の場所に今でも現存している病院としては英国内でも最古になります。
幽霊が出る、なんて噂もありますね。
そう考えるとちょっと写真を撮るのも憚られますが、かっこいい外観ですよね。
そして「SHERLOCK」ファンとしては気になる、あの場所。
(第2シリーズを見ていない方は回避願います。)
シャーロックがその…あの…アレしてしまう場所です…(涙)。
例えフェイクだったとしても、思い出すだけで悲しい…。
病院の前にはバス停があり、頻繁にダブルデッカーが行き来しています。
(そういえば、Mark Gatissがツイッターで思わせぶりに
St Bartholomew's Hospital → End of route
ってバスの路線図の画像をツイートしてたのを思い出しましたが、
実際、ここが終点のバスが何度も止まっていました。)
建物沿いにベンチが並んでいて、そこでしばらくひなたぼっこ。
珍しく陽射しが暖かい日でした。
温まったら、病院の裏にある聖バーソロミュー教会(St Bartholomew the Great)へ。
こちらも12世紀に建てられたロンドン最古の教会。
ローマ巡礼中に病に襲われたラヒアという人が、病が治った暁にはロンドンに病院を作ろうと誓い、
無事にロンドンに戻ってからこの教会と病院を建てたということです。
この場所に建てたのは、十二使徒の一人、聖バーソロミューが現れ、
スミスフィールドに作るようにと、告げたからなんだとか。
チューダー様式の立派な門が目印。
入場料は4ポンド。
ちなみに私は何の気なしに入場料をカードで払えますか?と入口で訊いたのですが、
わざわざ中にあるレストランまで行って支払わないといけないらしく、
受付のおじさんに露骨に嫌な顔をされてしまいました。
教会内の地図も後から投げやりに渡されたし。
そういうことも、あります。
窓から差し込んで来る光が美しい…。
ここでもしばらく礼拝用の席に座り、厳かな気分に浸りました。
ところで、モンティ・パイソンが好きな私としては、
メンバーの一人、グレアム・チャップマンの葬儀がここで行われたことに触れないわけにはいきません。
メンバーの中でも特に突飛なひらめきが優れていたグレアムは、
元々は医者で、学生時代はバーツで医療研修を受けていました。
長年苦しんだアルコール依存症を克服したものの、喉頭癌により48歳という若さで亡くなり、
スケッチ執筆のパートナーであったジョン・クリーズが彼の葬儀で弔辞を読んだのですが、
故人を讃えるだけでなく、最高に笑える弔辞として歴史に残るのではないかと思っています。
グレアムは死の床でジョンにこう呟いたそうです。
「君はテレビで初めて "shit" と言った尊敬すべき男だ。
俺のために式をしたいなら、まず英国の追悼式で初めて "Fuck!" と言う男になってほしい」
←その動画。参列者爆笑。
話が横道にそれましたね。
教会を出て、すぐそばにある公園で先ほど買ったラップサンドを食べました。
水仙が植えてあって良い香り…。
他のベンチ同じように簡単なランチを食べている人がちらほら。
公園の向かいにはヨーロッパ最大&最古の食肉市場と言われる
スミスフィールド・マーケットがあります。
のんびりした後は、Central線に乗ってTottenham Court Road駅で下車。
オックスフォード・ストリートをずずいと西へ歩いた後、ニュー・ボンド・ストリートに入りました。
ニュー・ボンド・ストリート~オールド・ボンド・ストリートは決して広い道ではありませんが、宝飾店や高級服飾店が並ぶ道。
通り過ぎる人たちも、セレブっぽいマダムが多かった気がする…。
このあたりは銀座っぽい雰囲気かも。
ピカデリーに出ると、すぐ左側にあるのはロイヤル・アカデミー・オブ・アーツ(王立芸術院)。
バーリントンハウスという建物の中にある美術館で、
2012年6月10日まで"Johan Zoffany RA: Society Observed"が催されています。
入場料10ポンドだけど、入ればよかったなー。
バーリントンハウスの中にはお洒落なアーケードもあります。
その斜向いには王室御用達のデパート、フォートナム&メイソン。
薄緑色で縁取られた外見がかわいい。
St James's Churchを横目に見ながら、Piccadilly Circus駅を過ぎ、
ヘイマーケットのカフェでしばし読書タイム。
この後に、二本目の芝居、"Absent Friends"を見るためです!
場所はハロルド・ピンター劇場。
先日のDONMARは300席レベルの、まさに小劇場でしたが、こちらは約800席。
友人たちに説明するのに「雰囲気は紀伊国屋ホールみたいな…」と説明してたのですが、
Stall, Dress Circle, Royal Circle, Balconyと4階席まであり、実際にはもっと大きいです。…シアターコクーンくらいか。
(私が座ったのはStallの上手側。)
あと、DONMARは白と赤のシンプルで新しい内装でしたが、
ハロルド・ピンター劇場は1884年に(途中改装はされていますが)建てられた劇場だけあって、
古風でちょっと豪華な内装です。
売店でパンフレットを買ったら、
「他に御用はありませんか、マダム?」と言われて、
「マダムだなんてそんな…テヘ!」なんて照れてましたが、女性には普通に言うんでしょうね。
中に入ると、大きな壁掛け時計の描かれた幕が降りていて、
時計のチク、タク、という音が鳴り響いています。
それをかき消すくらい、お客さんのガヤガヤとした話し声が劇場に溢れていました。
物語は、70年代のある家庭の客間から始まります。
主婦のダイアナは自宅でお茶会を準備中。
夫ポールの古い友達であるコリンが、最近婚約者を溺死で亡くしたことを知り、
共通の友人ジョンやゴードンも呼んで、意気消沈しているだろう彼をなんとか励まそうと考えたのです。
ジョンと、彼の妻イヴリン、病気で休んでいるゴードンの代わりにやって来た妻マージも、
客間でコリンの訪問を待っています。
ダイアナは、夫とイヴリンが浮気しているのではないかと疑っているため、
表向き明るく迎えてはいますが、腹の中では彼女を軽蔑しています。
一方、イヴリンの夫のジョンは、浮気の事実を知ってはいましたが、
ポールに仕事の口利きをしてもらっているため、何も言うことは出来ません。
マージはマージで、子宝に恵まれなかった反動で夫を甘やかしてばかり。
家にいるゴードンに電話を掛けては赤ちゃんを扱うように話しかけ、周りを呆れさせます。
そんな状況で、帰宅したポールは「コリンは友人じゃない」と言いだす始末。
全員のフラストレーションが爆発しそうな中、お茶会の主役、コリンが到着します…
作者であるアラン・エイクボーンは
「アメリカにはニール・サイモンあり、イギリスにはアラン・エイクボーンあり」
と言われるように、英国を代表する喜劇作家ですが、
日本では意外とちゃんと紹介されていませんね。戯曲も中古でしか手に入りません。
"Absent Friends"も翻訳されていないので、渡英してから購入しました。
実際に芝居を見てみると、間の取り方が絶妙でした。
演出家の匙加減もあるでしょうが、喜劇とは言ってもアイロニーたっぷりな話なので、
気まずさや居心地の悪さで笑ってしまう、というのでしょうか。
ダイアナがブチギレてキッチンに引きこもってしまった後に、
残されたコリンとジョンが、居間にあるアルマジロの剥製みたいな置物を
ひたすらじーっと見つめてるシーンに大笑いしましたw
私のお目当てだったReece Shearsmithはコリン役。
登場した瞬間、客席が爆笑!
プレス向けの写真では普通だった髪型が、ぱっつり七三分け!
髪型だけで笑えてしまいました。
本人曰く、"76年のテリー・ウォーガンのような髪型"。
本当にこのジャケ写みたいな髪型だったよー。おかしかったー。
先日のMarkもそうでしたが、登場するだけで場が盛り上がるんですよね。
で、そのコリンですが、
そもそも、ダイアナのお茶会はコリンを励ますためのものだったのに、
当のコリンは婚約者との思い出を胸に幸せに過ごしていて、
彼を励まそうとしたダイアナたちが逆に励まされてしまうのです。
でも、その励まし方は決していい方向に向かうわけではなく…。
コリンはダイアナとポールが結ばれるきっかけになった
大切なハンカチの存在を彼らに思い出させるのですが、
ポールが、今ではそれを車の洗車用に使っていることが分かり、ダイアナの怒りは大爆発!!
…なんだか笑っていいのか悪いのか、分からなくなってくる筋書きでしょ?w
でもお客さんは皆多いに笑っていました。
ちなみに、ダイアナ役はIT CrowdのKatherine Parkinson。
私とそんなに歳が変わらないはずなのですが、
子供を育て上げた主婦の雰囲気を十分醸し出していて、
ちょっとショックなくらいでしたw
Reeceは、TLoGの中で最も力量のある俳優だと
勝手に、上から目線で評価しているので、
これからも舞台で色々な喜劇の役柄を演じて欲しいです。
道化からアバズレまでw 演じ分けますからね。
出来ればもっと感情むき出しになる役が見たい。
新しい公演の度に見に行けたら最高なんだけどな…。
Absent Friends the Play - The Cast Interviews...
今回も出待ちが出来たらしたかったところなのですが、
Reeceは終わってすぐ向かいのパブに入ってしまったので出来ませんでしたー。
めちゃめちゃ声でかいから、パブに向かって行くのがすぐ分かったw
そして、追いかける程の覚悟はない…チキンなので。外寒かったし…。
いかに前回の出待ちが私にとって世紀のチャレンジだったかってことがお分かりになるでしょ?
六日目は自主的に休日にして、滞在七日目。
この日はついにあの聖バーソロミュー病院を見に行きます。
シャーロック・ホームズとジョン・ワトソンが出会った、ということになっている病院です。
大きな地図で見る
St. Paul's駅から降りて、Bootsでチキンのラップサンドとカミソリを購入。
(日本から持って行くの忘れて眉毛がボーボーになりつつあったw)
ニューゲート・ストリートを歩いて行き、途中で見えるのはクライストチャーチ・タワー。
そしてギルツブール・ストリートに入ると、見えてきます。
本物のバーツだーっ!!
「SHERLOCK」でも度々出て来るこのアングル!!
これは"The Great Game"のワンシーン。
反対側から見るとこんな感じ。
聖バーソロミュー病院は1123年に設立されたロンドンで最古の病院であり、
元の場所に今でも現存している病院としては英国内でも最古になります。
幽霊が出る、なんて噂もありますね。
そう考えるとちょっと写真を撮るのも憚られますが、かっこいい外観ですよね。
そして「SHERLOCK」ファンとしては気になる、あの場所。
(第2シリーズを見ていない方は回避願います。)
シャーロックがその…あの…アレしてしまう場所です…(涙)。
例えフェイクだったとしても、思い出すだけで悲しい…。
病院の前にはバス停があり、頻繁にダブルデッカーが行き来しています。
(そういえば、Mark Gatissがツイッターで思わせぶりに
St Bartholomew's Hospital → End of route
ってバスの路線図の画像をツイートしてたのを思い出しましたが、
実際、ここが終点のバスが何度も止まっていました。)
建物沿いにベンチが並んでいて、そこでしばらくひなたぼっこ。
珍しく陽射しが暖かい日でした。
温まったら、病院の裏にある聖バーソロミュー教会(St Bartholomew the Great)へ。
こちらも12世紀に建てられたロンドン最古の教会。
ローマ巡礼中に病に襲われたラヒアという人が、病が治った暁にはロンドンに病院を作ろうと誓い、
無事にロンドンに戻ってからこの教会と病院を建てたということです。
この場所に建てたのは、十二使徒の一人、聖バーソロミューが現れ、
スミスフィールドに作るようにと、告げたからなんだとか。
チューダー様式の立派な門が目印。
入場料は4ポンド。
ちなみに私は何の気なしに入場料をカードで払えますか?と入口で訊いたのですが、
わざわざ中にあるレストランまで行って支払わないといけないらしく、
受付のおじさんに露骨に嫌な顔をされてしまいました。
教会内の地図も後から投げやりに渡されたし。
そういうことも、あります。
窓から差し込んで来る光が美しい…。
ここでもしばらく礼拝用の席に座り、厳かな気分に浸りました。
ところで、モンティ・パイソンが好きな私としては、
メンバーの一人、グレアム・チャップマンの葬儀がここで行われたことに触れないわけにはいきません。
メンバーの中でも特に突飛なひらめきが優れていたグレアムは、
元々は医者で、学生時代はバーツで医療研修を受けていました。
長年苦しんだアルコール依存症を克服したものの、喉頭癌により48歳という若さで亡くなり、
スケッチ執筆のパートナーであったジョン・クリーズが彼の葬儀で弔辞を読んだのですが、
故人を讃えるだけでなく、最高に笑える弔辞として歴史に残るのではないかと思っています。
グレアムは死の床でジョンにこう呟いたそうです。
「君はテレビで初めて "shit" と言った尊敬すべき男だ。
俺のために式をしたいなら、まず英国の追悼式で初めて "Fuck!" と言う男になってほしい」
←その動画。参列者爆笑。
話が横道にそれましたね。
教会を出て、すぐそばにある公園で先ほど買ったラップサンドを食べました。
水仙が植えてあって良い香り…。
他のベンチ同じように簡単なランチを食べている人がちらほら。
公園の向かいにはヨーロッパ最大&最古の食肉市場と言われる
スミスフィールド・マーケットがあります。
のんびりした後は、Central線に乗ってTottenham Court Road駅で下車。
オックスフォード・ストリートをずずいと西へ歩いた後、ニュー・ボンド・ストリートに入りました。
ニュー・ボンド・ストリート~オールド・ボンド・ストリートは決して広い道ではありませんが、宝飾店や高級服飾店が並ぶ道。
通り過ぎる人たちも、セレブっぽいマダムが多かった気がする…。
このあたりは銀座っぽい雰囲気かも。
ピカデリーに出ると、すぐ左側にあるのはロイヤル・アカデミー・オブ・アーツ(王立芸術院)。
バーリントンハウスという建物の中にある美術館で、
2012年6月10日まで"Johan Zoffany RA: Society Observed"が催されています。
入場料10ポンドだけど、入ればよかったなー。
バーリントンハウスの中にはお洒落なアーケードもあります。
その斜向いには王室御用達のデパート、フォートナム&メイソン。
薄緑色で縁取られた外見がかわいい。
St James's Churchを横目に見ながら、Piccadilly Circus駅を過ぎ、
ヘイマーケットのカフェでしばし読書タイム。
この後に、二本目の芝居、"Absent Friends"を見るためです!
場所はハロルド・ピンター劇場。
先日のDONMARは300席レベルの、まさに小劇場でしたが、こちらは約800席。
友人たちに説明するのに「雰囲気は紀伊国屋ホールみたいな…」と説明してたのですが、
Stall, Dress Circle, Royal Circle, Balconyと4階席まであり、実際にはもっと大きいです。…シアターコクーンくらいか。
(私が座ったのはStallの上手側。)
あと、DONMARは白と赤のシンプルで新しい内装でしたが、
ハロルド・ピンター劇場は1884年に(途中改装はされていますが)建てられた劇場だけあって、
古風でちょっと豪華な内装です。
売店でパンフレットを買ったら、
「他に御用はありませんか、マダム?」と言われて、
「マダムだなんてそんな…テヘ!」なんて照れてましたが、女性には普通に言うんでしょうね。
中に入ると、大きな壁掛け時計の描かれた幕が降りていて、
時計のチク、タク、という音が鳴り響いています。
それをかき消すくらい、お客さんのガヤガヤとした話し声が劇場に溢れていました。
物語は、70年代のある家庭の客間から始まります。
主婦のダイアナは自宅でお茶会を準備中。
夫ポールの古い友達であるコリンが、最近婚約者を溺死で亡くしたことを知り、
共通の友人ジョンやゴードンも呼んで、意気消沈しているだろう彼をなんとか励まそうと考えたのです。
ジョンと、彼の妻イヴリン、病気で休んでいるゴードンの代わりにやって来た妻マージも、
客間でコリンの訪問を待っています。
ダイアナは、夫とイヴリンが浮気しているのではないかと疑っているため、
表向き明るく迎えてはいますが、腹の中では彼女を軽蔑しています。
一方、イヴリンの夫のジョンは、浮気の事実を知ってはいましたが、
ポールに仕事の口利きをしてもらっているため、何も言うことは出来ません。
マージはマージで、子宝に恵まれなかった反動で夫を甘やかしてばかり。
家にいるゴードンに電話を掛けては赤ちゃんを扱うように話しかけ、周りを呆れさせます。
そんな状況で、帰宅したポールは「コリンは友人じゃない」と言いだす始末。
全員のフラストレーションが爆発しそうな中、お茶会の主役、コリンが到着します…
作者であるアラン・エイクボーンは
「アメリカにはニール・サイモンあり、イギリスにはアラン・エイクボーンあり」
と言われるように、英国を代表する喜劇作家ですが、
日本では意外とちゃんと紹介されていませんね。戯曲も中古でしか手に入りません。
"Absent Friends"も翻訳されていないので、渡英してから購入しました。
実際に芝居を見てみると、間の取り方が絶妙でした。
演出家の匙加減もあるでしょうが、喜劇とは言ってもアイロニーたっぷりな話なので、
気まずさや居心地の悪さで笑ってしまう、というのでしょうか。
ダイアナがブチギレてキッチンに引きこもってしまった後に、
残されたコリンとジョンが、居間にあるアルマジロの剥製みたいな置物を
ひたすらじーっと見つめてるシーンに大笑いしましたw
私のお目当てだったReece Shearsmithはコリン役。
登場した瞬間、客席が爆笑!
プレス向けの写真では普通だった髪型が、ぱっつり七三分け!
髪型だけで笑えてしまいました。
本人曰く、"76年のテリー・ウォーガンのような髪型"。
本当にこのジャケ写みたいな髪型だったよー。おかしかったー。
先日のMarkもそうでしたが、登場するだけで場が盛り上がるんですよね。
で、そのコリンですが、
そもそも、ダイアナのお茶会はコリンを励ますためのものだったのに、
当のコリンは婚約者との思い出を胸に幸せに過ごしていて、
彼を励まそうとしたダイアナたちが逆に励まされてしまうのです。
でも、その励まし方は決していい方向に向かうわけではなく…。
コリンはダイアナとポールが結ばれるきっかけになった
大切なハンカチの存在を彼らに思い出させるのですが、
ポールが、今ではそれを車の洗車用に使っていることが分かり、ダイアナの怒りは大爆発!!
…なんだか笑っていいのか悪いのか、分からなくなってくる筋書きでしょ?w
でもお客さんは皆多いに笑っていました。
ちなみに、ダイアナ役はIT CrowdのKatherine Parkinson。
私とそんなに歳が変わらないはずなのですが、
子供を育て上げた主婦の雰囲気を十分醸し出していて、
ちょっとショックなくらいでしたw
Reeceは、TLoGの中で最も力量のある俳優だと
勝手に、上から目線で評価しているので、
これからも舞台で色々な喜劇の役柄を演じて欲しいです。
道化からアバズレまでw 演じ分けますからね。
出来ればもっと感情むき出しになる役が見たい。
新しい公演の度に見に行けたら最高なんだけどな…。
Absent Friends the Play - The Cast Interviews...
今回も出待ちが出来たらしたかったところなのですが、
Reeceは終わってすぐ向かいのパブに入ってしまったので出来ませんでしたー。
めちゃめちゃ声でかいから、パブに向かって行くのがすぐ分かったw
そして、追いかける程の覚悟はない…チキンなので。外寒かったし…。
いかに前回の出待ちが私にとって世紀のチャレンジだったかってことがお分かりになるでしょ?