啄木鳥の詩

里山の自然と山野草・高山植物、低山歩きと野鳥観察

「コンロンソウ」「ツルキンバイ?」

2011-06-16 08:56:52 | 山野草

写真は撮ったものの、種の確定が難しく、グズグズしているうちに忘れてしまうケースもある。花の多い時期にはそうなりがち。西上州の白髪岩に向かうスーパー林道沿いの湿った場所に咲いたいたのがコンロンソウ。白髪岩への登山口から入って直ぐの、雑木林に咲いていたのが私なりに“ツルキンバイ”とした黄色の花。ヘビイチゴにキジムシロなど似たような種が多く、未だに自信が無いのである。

「コンロンソウ」はアブラナ科の多年草。この花もミツバ、ヒロハ、マルバと仲間が多く特定が大変。数年前、栃木県の粟野から足尾に抜ける峠道で写真を撮り、調べたことで知っていた。また、今年は“ヒロハ”タイプを当ブログで掲載しており、その際に確認していたのでそれほど迷わなかった。

それより、湿った場所に小さく群生していたとはいえ、雪が少なく乾燥する西上州の山で見つけるとは思っていなかった。

「ツルキンバイ」はバラ科の小型の多年草。似たような花が多く見分けが付かない。ネット上で御荷鉾山に咲く花として“オニヘビイチゴ”と紹介しているものもあった。「ツルキンバイとミツバツチグリの見分け方が難しい」と言う意見も・・。草丈が低く、黄色で1センチ弱の五弁の花、ノコギリ状の葉など皆似たような状況にある。

写真では確認しにくいが“ツルを出していること”や自生している環境などからツルキンバイと決めてしまった。間違っていたら、ご指摘を頂きたく何卒よろしく。

コメント
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