啄木鳥の詩

里山の自然と山野草・高山植物、低山歩きと野鳥観察

「シライトソウ」と「コウホネ」

2011-06-18 09:05:57 | 山野草

「シライトソウ」はユリ科の多年草。山地の林内や谷沿いなどで春に咲く。どこかで見たような気がするが、花の名前を知って余計に可愛くなったような気がした。ロゼッタ状の葉から20-30センチほどの花茎を伸ばし、10センチほどのブラシ状に白く細い花をつけている。

「コウホネ」は水の中に育つスイレン科の多年草。スイレンとクワイの中間のような感じ。葉の大きさや枚数の割りに花は小振りで、花径で2-3センチの黄色い花を一つつけている。濃い緑の葉や水の色に黄色が映えて印象的に映る。根が白色で大きくなると骨のように見えることからこの名が付いたと説明されていた。

根茎は“川骨(”センコツ)”と呼ばれる生薬になる。止血剤や浄血剤、強壮剤などとして使われると言う。

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