啄木鳥の詩

里山の自然と山野草・高山植物、低山歩きと野鳥観察

「バイカオウレン」

2011-06-21 09:17:42 | 山野草
登山道などを歩きながら「変わった花だな」と思ってもカメラを向けないこともある。帰りに撮ろうと思いそのままになってしまう。同行者に遅れがちになる苦しい急登では良くあること。逆に、撮影を口実に一服するということも・・。形やいろがで似たようなものが多く、調べるのが大変そうに感じる小型の葉名が多い。バイカオウレンもこうした花のひとつ。どこかで見たような記憶はあるが、写真には撮ってなかった。

「バイカオウレン」はキンポウゲ科の常緑多年草。亜高山帯の林の中などに自生する。草丈は10センチほどと小型で、切れ込みのある濃い緑の葉からニョキッと花茎を伸ばし、5舞の花弁の小さな花をつける。

花が梅の花に似ていること、黄色いヒゲ根を伸ばすことから“梅花黄蓮”の和名が付いている。根の部分は健胃薬など薬用に使われるという。
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「バイカオウレン」

2011-06-21 08:42:21 | 山野草

気まぐれと言うか、適当と言うかーー見たことが無いような花を見つけてもカメラを向けないこともある。特に、同行者に追いついていくのが大変な急登では“帰りに撮ろう”としてそのままになってしまう。逆に“撮影を口実に一休み”ということもある。似たような花が多く、識別に苦労しそうな花も同様。バイカオウレンももその一つ。どこかで見掛けたが、写真に撮ったのは今年が初めて。

「バイカオウレン」はブナ帯の林の中などに咲く。キンポウゲ科の常緑多年草。草丈は10センチほどと小さく、濃い緑の切れ込みのある葉から花茎を伸ばし、5弁の小さな花をつける。花が梅の花に似ていることと、黄色いヒゲ根を出すことから“梅花黄蓮”の名が付いた。健胃薬など根を薬用にする。

この個体は野反湖の弁天山への遊歩道脇に咲いていたもの。尾瀬ノアヤメ平の木道脇にもポツポツと咲いていた。亜高山帯に咲く花のようだ。
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