野坂屋旅館

自然の豊かな小さな町で、不知火海で獲れた天然の美味しいお魚をメインに、四季折々のお料理をお客様にお出しします。

棟上げ

2011-02-24 10:06:20 | Weblog
家を創る時の1番最初のメイン行事が棟上げです。

棟とは家の屋根の一番高い所の横木の事で、家を造る大工さんは、棟上げのために切り込み作業をします。
家によってですが、1日か2日で組み上げていかれます。
組み上がると、神様にお祈りをされて、棟札なる板を柱に打ち付けられます。

ちなみに野坂屋旅館の棟札の一番古いものが、明治12年2月になっております。
ですので、創業を明治12年にしております。

この棟上げのあとに、幟を上げて餅投げ(ひとぎ、地元での呼び名)が行われます。

まずは東西南北に大きな餅が投げられて、その後に餅や、お金、お菓子なども家々によってですが
投げられます。

子供の時には近所の子供が情報を仕入れてきて、学校が終わると一目散に行って
5時頃から行われる「ひとぎ」に備えていました。



懐かしくもあり、この棟上げの幟を見る事が少なくなってきたので
アップしてみました。

皆さんの地元ではいかがですか。

ちなみに今は東西南北の餅には500円玉が入っています。
他にも100円や10円が餅の中に入っていたりしました。
子供の頃は、おこずかいが10円の頃に100円くらい拾うととても嬉しかった思い出があります。
コメント
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