移住は帰らなくてもいい終わりのない旅。人生そのものも旅。そして気づき始めたあの世への旅。旅と夢限定ブログ
2021年3月のクライストチ
ャーチ+ウエストコースト旅
行はクライストチャーチから
大聖堂広場を出てトラムの駅
カセドラルジャンクション
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/51/3c/571d4abe6cbb09fffe49b3fbc9373a11.jpg)
いわばターミナルなのかな
そこを抜けるとひと際華やか
な色彩のスパニッシュな建物
ニューリージェントストリート
目と鼻の先の大聖堂があれだ
け崩れ、ここがコレだけ残り
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/00/f3/4e8348c1a5dc727e5fafd1f0d301f519.jpg)
完成はわずか28年の差です。
でも真隣は新築の建物でこの
辺も被害が大きかったのか。
お目当てはこのレストラン
でもまだ早いので、のちほ
週末でもあり賑わっています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/79/88/9a2cdd4e080f0dc970eed688bd687ed8.jpg)
90年近く変わらない町並み
裏手は震災の傷跡が生々しく
今回は囲いができています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0c/a4/de06d030a88cdd976e07256950704526.jpg)
でもその中は変わらないよう
で、高層建築だったことをし
のばせる太い柱が野ざらしに
前回は金網だったのでこんな
写真を撮っていました。地下
だった部分が池になっていて
まさにカモ池だったのは衝撃
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6b/f2/1f43c183ec27d1a128d1dbe71f4f9784.jpg)
地震から丸10年です。
こんな街中に児童公園があり
住宅もあり、地震による劇的
な都市再開発で、19世紀の街
が超アーバンライフを実現
ひと回りして戻って来たのは
トゥエンティーセブンステップス
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/43/17/b7fe716252defe5bdf58d6099fde62de.jpg)
名前のとおりの27段を上って
ニューリージェントストリー
ト2階の密やかなお愉しみ
結婚30周年おめでとう🥂
旬の走りのブラフオイスター
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4e/2b/7bdb9602144a9334e4f38d4d16e8d9cc.jpg)
(※解禁は3月から)
前菜はまさかのイワシ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/77/f2/b4d2c1dcb76e4fa122abd2e3a40d0494.jpg)
NZでは獲れるのになかなか
お目にかかれない食材です。
イワシ=釣りのエサです💦
魚介たっぷりの秋のスープ
これも初秋らしい温野菜🥕
パインナッツたっぷりの秋の
リゾットはボリューミー
目移りするほど季節感ある素
晴らしいメニューですが、こ
こは量も要注意なので先走ら
ないように慎重にチョイス。
それでもデザートまでたどり
つけずに残念
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/namida.gif)
という贅沢な
余韻を残してくれる極上の店
サービスも素晴らしいです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/24/18/3c6a54fc81eed782fdfd4aaeaf290f3e.jpg)
またいつか再訪しましょう。
2021年3月にかけての南島
結婚30周年記念旅行。2011
年の震災以降変わり続ける、
クライストチャーチの中心部
大聖堂広場に戻りました。
クライストチャーチ大聖堂⛪
(※移住前2002年の写真)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6e/65/44ec51625f71cbbf67cdeb52dcd03b6c.jpg)
震災前はこうだったかと思う
と失ったものの大きさ、復元
の道のりの尊さを感じます。
地元民にはすっかり見慣れた
日常風景でも、旅行者の目に
は興味深い広大な工事現場🔨
天を衝く尖塔は倒壊して消失
もう一つの象徴だった正面の
バラ窓もなくなり、今は写真
あまりの被害に取り壊しか再
建かで世論が揺れ、最終的に
街の象徴、歴史遺産として再
建することが決定。困難な5
段階の工事やコロナ禍を経て
2027年の完成を目指します。
大聖堂は1864 年着工、40年
の歳月を経て1904 年に竣工
再建は一から造り直すより遥
かに難しい、150年前の伝統
技術と現在の最新技術の融合
で往年の姿を取り戻すという
建築、文化保護、匠の技の結
集。市民でなくとも完成が待
ち望まれる世紀の事業です。
この一大工事が終わったら、
街は“復興”を脱するのかな。
一緒に見守ろう
大聖堂はホテルに取り囲まれ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3d/9e/1a687b3e4d30c20110f147bfcb8b3f14.jpg)
壁画の向こうはノボテル
ディスティンクション
ヘリテージ
大聖堂があれだけ壊れても、
すぐ隣のヘリテージはこの姿
ディスティンクションとヘリ
テージはこんなに目と鼻の先
ディスティンクションが白い
覆いで囲われているのは、当
時MIQと呼ばれる政府が借上
げた海外からの帰国/入国者向
けコロナ隔離施設だったから
そうではなかったヘリテージ
でみんなが週末を楽しむのを
窓から見下ろしていたカップル
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1a/6e/05baa7a24c2e9836e3d10e231ea0b473.jpg)
MIQはさらに1年続きました。
2021年3月の
結婚30周年記
念旅行。コロナ禍にあっては
国内で精一杯の遠出でした。
到着したクライストチャーチ
は2017年以来4年ぶりの再訪
まずはコーヒーブレイク
カフェテリース
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/17/ac/625feec4937dbc109d6ce85b29fe880d.jpg)
@ANZセンター
テクテク歩いて行くと今度は
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/01/80/fd324a25dce2b3e3255b4ce7f3b2bb04.jpg)
BNZセンター
震災後の建物は中低層ばかり
一等地は銀行系が多いよう
行列のできるジェラート屋🍧
やって来た、というか偶然通
りかかったのは、リバーサイ
ドマーケットという、ひと際
目立つ活気ある場所でした。
マーケットを名乗るに相応し
い賑わいで食材や食品を売る
店が多いのにも驚きました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/16/1f/b3854184e1c4714514cb9dd2fc6f59c7.jpg)
ここはイタリアン食材の店。
次男たちのお土産をパケ買い
「ホウボウ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/eq_2.gif)
」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/20/e2/4da054ec8e6fb6bcd9cd94b4a0d3e629.jpg)
よくできた作り物ですが(笑)
こういう場所に鮮度命の魚屋
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5e/92/649bf157bddc30cbbee2724948d16668.jpg)
これはスゴいな~と
オークランドのポンソンビー
セントラルができたときも鳴
り物入りで魚屋が入居し、目
が飛び出るほどの高値で売っ
ていましたが、店は早々にな
くなり居住区から離れたオシ
ャレな場所で生鮮食料品を扱
う難しさを感じたものです。
マーケット内は限られた場所
を上手く仕切り狭さを感じさ
せずに活気を演出している
人口の少ないNZではあまりな
い、すれ違うときに肩が触れ
合うような他人との距離にマ
ーケット感が出ていました。
狙ったところがハズれない消
費者との一体感があるよう。
操業開始が2019年9月末で、
開店以来ほとんどコロナ禍。
店も客も行動規制のない束の
間を懸命に堪能しているよう
で、自分たちもそうでした。
ここが今後どうなっていくの
かチャーチの温度計として毎
回来る場所になりそうです。
周囲も見違えるほど整備され
変わらない追憶の橋や
下を流れるエイボン川にホっ
川べりはイケてる店が連なり
上はお堅いオフィスだったり。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4d/14/b274565d8e8d408e27e88bc5368f040b.jpg)
監査法人+鉄板焼き🥩
不動産屋+バー🍻
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/41/19/4a4ce2cd6abacfe20251967dbdb80df7.jpg)
職食一体がいいのかな
オークランドから来ると箱物
すべてが整然とコンパクトに
まとまっている感じ。そこに
息吹を吹き込むのは街の人々
チャーチはどうなっていく
2021年3月に結婚30周年を
記念し、3回目のクライスト
チャーチと初めてのウエスト
コーストへ行っていました。
この行き先を選んだ一番の理
由は、結婚30周年にオースト
ラリアで大陸横断鉄道の旅を
決行する予定だったのをコロ
ナであえなく断念したため。
「NZで鉄道旅行ができる所」
ということでウエストコース
トに白羽の矢が立ちました。
夏休みにNZ南島の秘境
ダウト
フルサウンドを訪ね、南島西
側再発見となったのも一因。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/04/b7/0277bf5f8b7fb5ab1b53d1111b7333e7.jpg)
(※ダウトフルサウンドクルーズ)
この頃インドではデルタ株が
猛威を振るいその威力に世界
は戦々恐々としていました。
しかし、NZには未上陸で比較
的慎重な私たちでさえ飛行機
の遠出にやぶさかではなかっ
た頃。NZでデルタ第1号が出
たのは4ヵ月後の8月でした。
=============
まずはNZ航空のコルラウンジ
のただシャンペン
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_nika.gif)
で乾杯🥂
南島ならではのアルプス
真っ平らなカンタベリー平野
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4d/0d/13387ce154d30b933b3bdfcf690c81ed.jpg)
1993年、2002年、2012年、
2017年に続いて、私には5回
目のクライストチャーチ到着
(移住後3回目なのでブログも)
1泊だけだったので
イビス泊
街の中心で抜群の立地です。
ここは駐車場がややこしいの
でレンタカーがない時向きか
NZ版ビジネスホテルかな
狭くてもコンパクトで機能的
クライストチャーチのアイコ
ンが眼前に広がっています。
クライストチャーチ地震で壊
れ復旧中の大聖堂と21世紀の
到来と市制150周年を記念し
て2001年に完成したチャリス
2002年に家族で来た時の1枚
完成後半年も経っていない頃
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/50/2e/3282d65a2ed54f1def4b027574298871.jpg)
子どもたちが子どもで感動
市の中心にこれだけの土地が
残っているのも震災の爪跡か
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/27/9b/f9fb96e28d1df00194c57c2faf277091.jpg)
しかし19世紀仕様の街を21世
紀仕様にリセットしていくチ
ャーチのダイナミズムは街の
大きな吸引力だと思います。
壁画
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0062.gif)
が多いのもチャーチ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3b/b2/fb2853e8ddb254b024c19fa15a97ea90.jpg)
可愛いメジロ
大聖堂広場にやって来ました。
通信会社スパークのビル
路面電車の線路がこれまたチ
ャーチらしくパブリックアー
トは2008年にできたフラワー
パワー。フラワーは花の方で
はなく見てのとおり小麦の方
トラムが走って来ます
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/57/9a/f83c6c9215c1b3ca107fcc542e77e8e1.jpg)
2005年以降は観光客向けとな
り公共交通機関ではなくなっ
たそうですが、1993年に初め
て来た時は市民の足でした。
これだけ立派なトラム網があ
るのに観光だけではもったい
ないとオークランダーは思っ
てしまう。オークランドは国
とともに途方もない金額と時
間でトラムを一から建設しよ
うとして、まったく進まない
まま、市長が変わりました
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/03/86/671e814304c1cfd3c877429b0e9064bd.jpg)
オーストラリアのように公共
交通機関にはならないのか?
4年ぶりのチャーチをテクテク
旅には賞味期限があると気づ
いたのは、40代半ばでした。
NZ移住後2年が経ち、生活が
安定してきた44歳から慈善団
体のチャリティーショップで
ボランティアを始めました。
ボランティアの“同期”はほと
んどが年金受給が始まる65歳
前後で、親子ほど歳が違う人
生の先輩たちから、私は今に
至る多くの事を学びました。
彼女たちとの話で気づいたの
が旅は行きべき時期がある事
これはかなり衝撃の発見でし
た。年金受給資格を得てこそ
人は遊び盛りを迎えるのだと
ばかり思っていたからです。
遠出の旅行に興味がなさそう
な彼女たちに「どうして?」
と詰め寄ると互いに顔を見合
わせながら何となくニヤニヤ
仲間は常時6、7人はいたので
私には判らない共通の想いで
通じ合っているようでした。
「主人に先立たれたから」
「欧米はさんざん回ったから」
「主人(か本人)に持病がある」
「離婚して独りになったから」
「ペットを飼い始めたから」
理由はそれぞれながらどれも
それほど説得力が感じられず
言っている本人たちも互いに
「どうしてかしらね~」
と言い合っている始末です💦
かつて海外で暮らす子を訪ね
て行きつつさんざん観光した
という人もいれば、1度は行
ったからもういいという人も
彼女たちに共通していたのは
旅の賞味期限が切れている![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/light.gif)
ということでした。理由は後
付け。時間と資金があっても
興味が他に向いているよう。
旅行は生涯を通じて愉しめる
ものだとはなから信じていた
私には驚きの発見
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/kirakira.gif)
でした。
しかし、旅慣れていた多くの
仲間たちが口を揃えて同じ事
を言うということは、それは
自分にも起きるかもしれない
当時は子育てと老猫の介護で
海外どころか国内旅行もまま
ならない時期でしたが、私に
『旅は行けるうちに』![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0037.gif)
という指標ができた逸話です。
あれから15年以上経ち、私は
還暦を迎え仲間は続々80代に
突入しています。私の旅は今
のところまだまだ続きます。
国内のプタルル
オーストラリアのケアンズ