先日、こんな対丈のお着物をお仕立てさせていただきましたので
紹介させていただきます。

お母様の銘仙のお着物を仕立て直ししたのですが
お客様の身長を考えると、身丈の寸法がまったく足りなくて・・・
最初は、胴に別布でハギを入れてと考えたのですが
身頃に縫込みもなく、お袖の長さも1尺くらいしかないので
え~~い
、いっそのことこのまま対丈でかっこよくおしゃれに着ましょう
という結論に。
表地は、銘仙らしくビビッドな紫の縞。
下手に普通に着るくらいならステキにね
そこで、八掛も色を選んで別染めにし
洗い張りした表地も見違えるくらいにすっきりきれいになりました。
対丈の着物といっても、男性のように仕立ててしまうと
着た時に融通がありません。
考えてみると「おはしょり」というものは、とってもエライ
着物を着る上で、すごい役目を担っているのです。
おはしょりがあることによって、少々身丈や身巾があっていなくても
ここで調整できるのですから。
ですから、今回は、ホントにぴったりの対丈でなく
少しの余裕を持たせた長めの着丈にしました。

着せたマネキンとは寸法があっていませんが
着丈の余裕であまった部分は、こんな感じに帯にかくれる位置に
隠してしまいます。
そうすることで、帯の下と上の身頃の微妙な調節ができ
無理なくきれいに着られると思います。
対丈の着物のイメージは・・・小袖風
そう、「江」でお姫様の着ているお着物
普通にお太鼓結びするより、遊びましょ
どうせなら、スタイリッシュ
に・・・と。

お客様と楽しみながら、半巾帯を合わせました。
半巾帯もこのランクのものなら、大人っぽくてステキなイメージ。
角出し風にたっぷりと優雅に結び
帯〆と帯揚もあわせました。
なかなかステキだと思いませんか??
私も対丈の着物、作りたいな~~
と考えているところです。
紹介させていただきます。

お母様の銘仙のお着物を仕立て直ししたのですが
お客様の身長を考えると、身丈の寸法がまったく足りなくて・・・

最初は、胴に別布でハギを入れてと考えたのですが
身頃に縫込みもなく、お袖の長さも1尺くらいしかないので
え~~い


という結論に。
表地は、銘仙らしくビビッドな紫の縞。
下手に普通に着るくらいならステキにね

そこで、八掛も色を選んで別染めにし
洗い張りした表地も見違えるくらいにすっきりきれいになりました。
対丈の着物といっても、男性のように仕立ててしまうと
着た時に融通がありません。
考えてみると「おはしょり」というものは、とってもエライ

着物を着る上で、すごい役目を担っているのです。
おはしょりがあることによって、少々身丈や身巾があっていなくても
ここで調整できるのですから。
ですから、今回は、ホントにぴったりの対丈でなく
少しの余裕を持たせた長めの着丈にしました。

着せたマネキンとは寸法があっていませんが
着丈の余裕であまった部分は、こんな感じに帯にかくれる位置に
隠してしまいます。
そうすることで、帯の下と上の身頃の微妙な調節ができ
無理なくきれいに着られると思います。
対丈の着物のイメージは・・・小袖風

そう、「江」でお姫様の着ているお着物

普通にお太鼓結びするより、遊びましょ

どうせなら、スタイリッシュ


お客様と楽しみながら、半巾帯を合わせました。
半巾帯もこのランクのものなら、大人っぽくてステキなイメージ。
角出し風にたっぷりと優雅に結び
帯〆と帯揚もあわせました。
なかなかステキだと思いませんか??
私も対丈の着物、作りたいな~~
