2004年に小田原高校と統合して閉校となった小田原城内高校の校舎をかねてから撮影したいと思っていた。小田原城内高校の校舎や敷地は、イベントなどで開放される機会も無く、敷地内での撮影は半ば諦めていたが、防災訓練の会場になることを知り先週末、カメラを持って出かけた。 11月6日午前10時過ぎの小田原城内高校。この日、午前10時30分から自治会の防災訓練の会場となるのでいつもは閉ざされている正門も開けられていた。 この日は少し早く出かけて、訓練が始まるまでの間に駆け足で校舎の撮影を行う。まずは正門前の校舎。 小田原城内高校の敷地に入ったことが無いので、下見をしながら一番上のグランドから校舎の中庭を通り下のテニスコートに向かった。閉校して生徒の往来が無くなった階段は苔むしていてすべりやすい。 小田原城内高校は斜面に立地しており、大まかに3段になっている、一番下の段にはテニスコートと校舎が1棟建っている。 テニスコートの反対側から校舎を撮影。 真下から校舎を撮影。テニスコートに下りてくる途中にいろいろと校舎を見たが、この建物が一番古いような感じがした。 テニスコートに面した校舎の1階は倉庫のようになっている。 古い椅子がぽつんと置かれていた。 テニスコートは、小田原高校の生徒が現在も使用しているようで綺麗に整地されていた。 テニスコートのポールには年季の入ったネット巻。 審判台もだいぶ古い物のようだ。 テニスコート脇にはもう1棟平屋建ての建物がある。 錆びた扉ににぶく光るステンレスのドアノブ。 建物の反対側に周るとフェンスで囲まれていた。フェンスの隙間から中を覗くとプールのようである。 フェンス沿いを移動してシートの切れ目から中を覗くとやはりプールだった。雑草が生い茂り結構荒れている。 上の校舎に続く階段の脇に記念碑が置かれていた。1967年の創立60周年の記念碑。城内高校は以前、銅門周辺にあったが1962年に現在の南町の地に移転。 階段を上り、校舎のある2段目へ。斜面に立地しているだけあって、敷地内は階段や坂道が多い。 階段を上がると何棟かの校舎がロの字に建っている。建物の外周を歩きながら校舎を撮影する。 校舎の玄関近くには使われなくなった水飲み場の蛇口がにぶく光っていた。 渡り廊下を通り過ぎて校舎に囲まれた中庭に向かう。<後編に続く>
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まさか、このブログで現在の城内高校が見れるとは思ってもいませんでした。
後編を楽しみにしています。