アートセラピー「心のお絵かき」の世界

アートセラピストで妻で母で女の、楽しく豊かでゆるい人生後半日記。

息子は「フツーの子」だった

2009-05-19 09:47:53 | 青年の子育て
18才になる息子がいます。

理解不能に苦しむことたびたび。
受験、病気、けが・・・さまざまなことが彼にふりかかり、母は気が休まる事が無く、ウソじゃなく胃カメラ飲むほど具合悪くなったのに、本人はまるで
「それ、誰の話??」
の世界。

心配なことが山ほどあるのに、全然他人事で、何か言えば迷惑そうだし、もう本格的に、彼の世話するの疲れてきちゃった・・・と思っていた時、新聞の夕刊に
「フツーの子の思春期 心理療法の現場から」
という本の紹介記事が目に止まりました。

記事を読んでビックリ!
「もしかして<内面>がないのではないか」と思わされる子たちと会い続ける経験、とある。
さらに「他人への想像を欠く。自分に忠実。周囲が困っているのに本人は悩んでも困ってもいない。」とありました。

おぉ!
まさしくウチの子じゃないの!
しかも、読者からは、熱い反響が寄せられているとある。
理解不能な子に苦しむのは、ワタシだけじゃなかったのね。

そうか、彼は、もはや我々オールドな世代が理解できない、いまどきの「フツーの子」だったのか・・・。
納得。
そういうことなら、もう、心を悩ませるのはやめにしませう。

それより、このニュータイプを観察することに母は方向転換。