アートセラピー「心のお絵かき」の世界

アートセラピストで妻で母で女の、楽しく豊かでゆるい人生後半日記。

お値段を前にして

2010-02-16 15:53:39 | 日記
前述の記事につけていただいたokapyさんのコメントを読み、
「ほんとにそうだなぁ。」
って思いました。

あまりにも安い食材やお総菜を前にすると、私は不安というか恐くなってしまいます。

「普通、こんなお値段で出せるはずがない。」
って思うからでしょう。

「いいもの」っていうのは、高級食材とかそういうんじゃなくて、愛情をかけて育てられていたり、
周囲の環境への配慮もなされていたり、いろんな意味での手間がかかっているもので、
安心していただけるものではないかと思います。

で、それだけいろいろな手間がかかれば、それは当然お値段に反映されるわけですよね。

だから、激安な食品を見ると、いろんな意味で「大丈夫なの?」って思います。
「生産者の方は、これでやっていけるの?」
「環境とか、次の収穫とかは平気なの?」
「これを加工してくれている人の賃金て、そうとう低いんじゃないの?」
そして
「本当に安全なの?」

もちろんワタクシは基本吝嗇だから、安いモノを探しますよ。
でも、こういったことも考えます、当然。主婦だからね。

「お買い得」と「激安品」は、別物じゃないかな。
ワタクシは「お買い得」には目がない。でも、激安はちょっとこわい。

時々テレビで「激安商戦の舞台裏」みたいなのをやってますが、あれを見ると、なにかもう
余裕がないというか、きちきちすぎて、こちらの神経まで参ってしまいそう。

労働力の価値も下がってしまい、大きなお金の流れで見ると、結局自分たちの首を自分たちで
締めているみたいで、つらくなります。

でも、今の日本、激安品に頼らざるを得ない人もたくさんいるわけで、そういうこと考えると
ほんとにつらくなります。

私に今できることって、なんなんだろう?
やっぱり、誠実に作られたものを誠実なお値段で買うことかしら・・・。