アートセラピー「心のお絵かき」の世界

アートセラピストで妻で母で女の、楽しく豊かでゆるい人生後半日記。

フィギュア女子

2010-02-26 14:40:37 | 日記
今日は午前中出かけていたのですが、帰ってきてからはずっと、先程まで、オリンピックの
フィギュア女子フリースタイルを見ておりました。

みんなすばらしかったですねー。

キム・ヨナ選手は、なんかもうあそこまでくると人間離れしてる感じですね。
あれはちょっとかなわないなって感じ。

でも、真央ちゃんは、そんな中、がんばったと思います。
あの曲は、重くて、ちょっと真央ちゃんらしくないと思ったけど、いろんな引き出しを
作っているのは、すごくいいことだと思う。

まだまだ19だしね。

個人的には、鈴木明子選手の演技に、非常に感動いたしました。

こういう場面で「鳥肌が立つ」という表現を使うのは好きじゃないんだけど、でもまさに
そういう感覚でした。

彼女は、拒食症に苦しみ、選手生命も危ぶまれた時期があったそうですが、その地獄の底から
はい上がってくるとき、掴んで持って帰ってきたものが「喜び」だった、と新聞に載ってました。

すごいものを掴んで生還しましたね。

あのフリーの「ウェストサイド・ストーリー」では、その、滑る「喜び」が満ちあふれていて
もう圧倒的に嬉しそうで楽しそうで、見ているこちらまで、満面の笑顔になっていました。

演技終了後、NHKの解説者も、しばし言葉を失っていたようです。

考えられないような不幸に見舞われながらも滑りぬいた、カナダのロシェット選手には
みんな心から声援を送ったと思うけど、彼女もすばらしかったですね。

「信じられない精神力」と、テレビで何度も言ってたけど、演技する彼女を支えたのは
お母さんや、周りの人々や、カナダの人たちへの感謝の想いだったんだろうなぁ、と感じました。

喜びや感謝って、すごい力を持つね。
あらためて、しみじみ感動です。