アートセラピー「心のお絵かき」の世界

アートセラピストで妻で母で女の、楽しく豊かでゆるい人生後半日記。

初めて食べたもの

2011-08-21 17:55:18 | 日記
高知では、生まれて初めて、天然うなぎを食べました。

今まで食べていたのは、どんなに高級な国内産でも、養殖物でした。
あの、おなじみのタレをつけて焼いた、うなぎの蒲焼きです。

が、今回のは、ほんとの天然物。
たぶん、四万十川で獲れたものでしょう。

昔は、笹の葉などをくるくる球状にまるめて、川の中に放り込んでおくと、翌朝には
中に、うなぎやエビなどが入っていたそうです。

今でも、四万十川では、昔ながらのやりかたでうなぎが獲れると聞きました。

そのウナギは、蒲焼きのウナギと同じようにさばいてありますが、塩で焼いただけの塩焼き。

それがもうめちゃくちゃおいしいわけ

皮はカリッとしていて、脂がのっているというよりは、ふっくらとやわらかくて旨みがあるのです。

「おいしいー
と、一言言ったあとは、
「うまいうまいうまいうまい・・・」
と、心の中で叫びながら、テーブルには4人いたのにかかわらず、ほぼ一人で食べてしまった

でも、父によると、父の少年時代には江ノ島の片瀬あたりの川でも、ウナギやエビは、普通に獲れたそうです。

そっかぁ・・・

あの、おいしいおいしい天然うなぎを食べられなくしてしまったのは、私たち自身だったのね。

うなぎさんごめんなさい。