塗り絵

アートセラピーのワークで塗り絵を使うことがあります。

私は、マンダラ模様の塗り絵を使うんですが、これがけっこうキレイで珍しいので
喜ばれるんですが、ちょっと形が複雑で時間がかかるので、もっと簡易で
可愛らしい塗り絵はないものかしら、と近所では大きな書店に行きました。

今、塗り絵はけっこうブームみたいで、「大人の塗り絵」というシリーズの
塗り絵が何種類も出ていました。

お花とか果物、風景やディズニーのキャラクター、ピーターラビットなんかも
ありまして、「へー！」とびっくりしました。

でも、どれにもきちんとしたお手本、見本がついていまして、それが
ちょっと見事すぎるようなできばえなのです。

ううう～～むむむ。

思わず唸ってしまいました。

これでは私など、この見事な見本通りにしようしなくてはどうしたらいいのかいな
やっぱりできないじゃん・・・と間違いなく苦しむだろう・・・と容易に
想像できました。

自分にできないワークを他者に行ってはいけませんので、この塗り絵シリーズは
使わないというか使えないことがわかりました。

私のアートセラピーの基本は「自由な表現と癒し」なので、お手本というのは
不要なのです。

そういう目で探すと、無いのですよ、これが。

昔ながらの「きいちの塗り絵」は、まさしくこれに当たりますし、
堂々塗り絵コーナーで売っていたので、ちょっと感激したのですが
ちょっとワーク向きではない気もするし・・・

本当に、こういうことが、アートセラピーがまだまだ全くポピュラーになっていない
何よりの証拠なんでしょうね。

「アートワーク用塗り絵シート」とか見たことないもんね。

だもんですから、「無いのならば自分で作る」という考えで、なんと現在
自分でアートワーク用塗り絵を制作中なんですよ。

ほんと、まだまだ開拓者だわ。
自分が歩く道を自分で作らなならんのですものな。

あっ、そういえば、カラーセラピーから見つけていけばいいのかな。
カラーセラピーでは、心理分析のツールとして塗り絵使ってますもんね。
（ブログ書いてて気がつきました。私は分析は極力しないけど
いいのあるかも。ラッキー！）