仲良くして頂いている方に
「古澤巌のコンサートに行きませんか?」
と、お誘いを受け、実は古澤巌さんなんて知らなかったのだけれど
コンサート会場はうちのすぐ近くだし、せっかくなのでご一緒させて
いただくことにしました。
私の中では、バイオリニストといえば、千住真理子さんがとにかく頂点でして、
彼女がストラディバリウス・デュランティを手に入れてからは、それはもう
不動のものでありました。
なので、申し訳ないけれど、
「ま、なんとなく楽しめればいっか・・・。」
みたいな気分で出かけたのです。
が。
とんでもなくすばらしい方でした。
最近、こんなに激しく感動したことはない、くらいに衝撃を受けてしまいました。
音がすごい。
真理子さんのバイオリンの音は、どこまでもどこまでも清らかで透明で美しく
そこが素晴らしいのですが、古澤巌さんのバイオリンの音は、透明とか清らかとか
とは、少し違った感覚を持ちました。
「清濁併せ飲む」という言葉がありますが、まさにそんな感じ。
清らかなものも濁ったものも入っていて、それなのにというかそれだからこそというか
ものすごく音が「優しい」のです。
美しい、というより優しい。それも、信じられないくらい深い優しい音なのです。
身体の芯からじわじわと癒されていくような、飲み込まれ溺れてゆくような
危ういほどの快さ。
う~~ん、参りました。
「古澤巌のコンサートに行きませんか?」
と、お誘いを受け、実は古澤巌さんなんて知らなかったのだけれど
コンサート会場はうちのすぐ近くだし、せっかくなのでご一緒させて
いただくことにしました。
私の中では、バイオリニストといえば、千住真理子さんがとにかく頂点でして、
彼女がストラディバリウス・デュランティを手に入れてからは、それはもう
不動のものでありました。
なので、申し訳ないけれど、
「ま、なんとなく楽しめればいっか・・・。」
みたいな気分で出かけたのです。
が。
とんでもなくすばらしい方でした。
最近、こんなに激しく感動したことはない、くらいに衝撃を受けてしまいました。
音がすごい。
真理子さんのバイオリンの音は、どこまでもどこまでも清らかで透明で美しく
そこが素晴らしいのですが、古澤巌さんのバイオリンの音は、透明とか清らかとか
とは、少し違った感覚を持ちました。
「清濁併せ飲む」という言葉がありますが、まさにそんな感じ。
清らかなものも濁ったものも入っていて、それなのにというかそれだからこそというか
ものすごく音が「優しい」のです。
美しい、というより優しい。それも、信じられないくらい深い優しい音なのです。
身体の芯からじわじわと癒されていくような、飲み込まれ溺れてゆくような
危ういほどの快さ。
う~~ん、参りました。