アートセラピー「心のお絵かき」の世界

アートセラピストで妻で母で女の、楽しく豊かでゆるい人生後半日記。

顔面ヘルペスとアントロポゾフィー医学での診察 4

2017-11-19 13:24:44 | 日記
Y先生の診察とお話は、とにかくわかりやすかったです。

医学の知識も何も無いオバサンにも、すごく納得できるよう説明してくださるのでした。

私が、ヘルペスになる前は歩くのも早かったし、歩くことは好きで苦痛を感じることなど無かったのに、
ヘルペスの後、下半身がだるくて疲労感が強く、15分も続けて歩けなくなってしまったことを訴えますと
「脚が応援に行ったんだよ。」

と答えてくださいました。

応援? 脚が顔に応援?

顔面ヘルペスは、痛みも熱も続き、気力体力の消耗が酷い病気です。

その上私は、ヘルペスが出来た右顔面と同じ右の口腔内に「舌痛症」という難病を持っています。

なので、とても顔の右半分だけではヘルペスに対抗できないということで、私の身体の中でも強くて丈夫な
「脚」の部分が、顔の応援に行ったのだそうです。

そして、治るために、脚が持っていたたくさんのエネルギーを使ってしまったから、今疲れ果ててしまって
うまく歩けないのですよ、と教えてくださいました。

そうだったのか!

私は、ヘルペスのウイルスが、腰や脚に入ってしまって、また次の大きな病気が引き起こされるのではないかと
ものすごく不安だったのだけれど、これですっかり不安が無くなりました。

ならば、無理せず休ませてあげれば良いわけです。

身体や病気を全体で診ることで、また、身体を物質面だけでなくエネルギーの面から診ることで
こんなにわかりやすい説明になるのでした。

今の現代医学にそった、身体をパーツに分けて、それに基づく専門のお医者さん体制では、
こんな説明ありえません。

私の中学時代の友人は、ベテランの脳外科医師ですが、私の症状を相談しても首をかしげるばかりでした。

そもそも、皮膚科、内科、整形外科、どこに行けば良いのかわからなくて、でもどこに行ってもわからないだろう、
という絶望的な思いがあって、今までどこにも行かなかったのです。

でも少しずつ、電車とタクシーで行かれそうな体力が戻ってきたので、
「この医学なら、この先生なら」
というすがりつくような気持ちで来たのです。

本当にこのクリニックに来て、私は良かったです。