アートセラピー「心のお絵かき」の世界

アートセラピストで妻で母で女の、楽しく豊かでゆるい人生後半日記。

「めんどくさい」の効用

2011-11-22 18:07:48 | 青年の子育て
さて、長らく沈黙だった次男の話題です。

次男の部屋から大量の精神安定剤の空き袋が出てきて、ショックで、心配と苦しみの毎日を送っていたのが
1年半ほど前のできごとでした。

次男の全てが心配で、自分の子育てを責め、毎日真っ暗な気分でした。

できるだけ、次男と距離をおくようにして、そうっと毎日を送っていました。

が、そうこうするうちに、新築だ、引っ越しだ、店のオープンだ、心のお絵かきだ、と
がーっと忙しくなり、次男のことを気にする暇も無くなってしまいました。

別に「距離をおかなくては」などと意識しなくても、ほったらかし状態になってしまったわけです。

が、しばらく前、引っ越す前からなんとなく
「薬の空きケースが捨ててないなあ。」
と思っていました。

でも一方、私を心配させないために、こっそりまとめて捨ててあるのかも、などとも考えていました。

結局わからないし、恐くて直接聞けない。

でも、どうかして彼の部屋に入った時、丹念に探すのだけど、やはり薬の気配がありません。

で、つい最近、ふと二人になった時、おもいきって聞いてみました。

「最近、メンタル(クリニック)行ってるの?」

すると、次男は
「もう行ってないよ。」
と、答えるではありませんか。

思わず
「先生、もう来なくていいって?」
と聞くと、その答えはなんと
「いや。めんどくさいから。」
でした。

めんどくさいから・・・・・って、そうなの?それありなのかい?


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