書名:日本ばちかん巡り
著者:山口文憲
出版社新潮社
出版年:2002年
ジャンル:ルポタージュ
内容紹介(出版社コメント)
カミさまはたくさんいたほうがよい。 日本は単一文化的な国だというが、ほんとうにそうなのか。私たちが知らないだけで、じつはけっこう多文化的な国なのではあるまいか。この仮説を検証するために、著者は新宗教教団の本部のあるまちを訪ね歩く長い旅に出る。訪ねてみると、各教団の本拠地は、その一つ一つが、文字通り日本のなかの〝ミニ・バチカン〟 だった。日本とは別の国のようにして、この国の内部に点在するこれらの小さな国々。独自の世界観とイデオロギーが支配するこの「異文化」世界と、著者はどう出会い、どう「多文化」の日本をとらえなおしていくのか。読者もまた、著者とともに驚きと発見とスリルに満ちたワンダーランドの旅に出ることになる。
内容紹介(BOOKデータベース)
教団本部のあるまちは、その一つひとつが日本のバチカン。ちがうカミを信じ、ちがう世界を夢見る人びとの「独立国」を全国十数カ所に訪ね、「多文化日本」のいまを探る。この国を好きになる、驚きと発見の宗教ワンダーランド紀行。
天理教や金光教、崇教真光をはじめとする新興宗教や出雲大社、伊勢神宮、生駒山の神々といった神道、修験道の本拠地を訪ねるルポタージュでした。
内容は宗教だけにスポットを当てるのではなく、旅行記としても面白い1冊でしたね。
よろしければ、応援クリックお願いします!