西国三十三所 第一番札所 那智山青岸渡寺(せいがんとじ)。熊野那智大社の横にある古刹です。
明治時代の神仏分離令により熊野本宮大社や熊野速玉大社では仏殿が廃されて今はありませんが、この那智では神仏習合の形態を今も見ることができます。
がっ、本堂も那智大社拝殿と同じく改修工事中
青岸渡寺は65代花山法皇が三年間滝に篭られた後、那智山を一番にして近畿各地の三十三観音様を巡拝されたことから西国第一番礼所となりました。 本堂は織田信長の焼き討ちで焼失、現在のものは天正18年(1590年)に豊臣秀吉によって再建されました。
鎌倉時代(1322年)に造られた国指定重要文化財の宝篋印塔。
馬頭観音、大黒天と六福神を安置した大黒天堂(如法堂)。
石段、石垣ひとつをとっても風情がありますね
過去記事<世界遺産 熊野那智大社>
最近はどこにでもあるゆるキャラや萌えキャラ(笑) やた殿、やた姫のイラストがカワイイ
奥には那智定番絶景、青岸渡寺三重塔と那智の滝が見えてきました。
次は那智の滝方面へ向かってみます。
つづく
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