2018年に訪れた『あいち航空ミュージアム』での様子を再録しています。
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愛知県春日井の県営名古屋空港に2017年11月にオープンした『あいち航空ミュージアム』は旧国際線ターミナル跡のエアポートウォーク隣にあります。
過去記事<C-130輸送機と名機100選(2018年)>
実機展示の目玉はこのYS-11旅客機。
YS-11は半官半民の日本航空機製造が開発・製造した双発ターボプロップエンジンの旅客機で、第二次世界大戦後に初めて国産メーカーが開発した待望の旅客機でした。
1964年には全日空にリースされたYS-11が東京オリンピックの聖火を日本へ空輸し、日本国民に国産航空機の復活をアピールしました。その翌年には定期航路便として就航しています。
旅客機としての利用は2006年をもって終了しましたが、その後も海上保安庁や自衛隊で運用されていました。
展示してあるYS-11は航空自衛隊美保基地第3輸送航空隊に所属していた要人輸送機YS-11P(機体番号52-1152)です。
1965年から運用されていて、昨年5月に鳥取の美保基地から小牧基地までラストフライトした後、お色直しなどを経て、ここに納められました。
機体は自衛隊からの借り物のようですね。
戦後、日本の航空産業の礎を築いたYS-11は一見の価値ありです。
つづく
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はじめまして。
コメントありがとうございます。
思い出のあるYS-11なんですね。
私は未だに理屈では分かっていても、こんな鉄の塊が空を飛ぶことが不思議でなりません(笑)
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