本日は身近な生き物のお話です。
ムネアカオオアリ(胸赤大蟻)はハチ目アリ科オオアリ属に属するアリで、クロオオアリと並んで日本では最大のアリ。
北海道から九州に分布してますが、都市部や公園にはおらず、その生息地は朽木が多い山や森林の中。
他のアリのように土壌に巣を作ることはなく、巣はおもに朽木や枯れ木の中に作るそうです。
この時も木に開いた洞の中にいたものを撮影しました。
和名のとおり胸部は赤く、頭部と腹部のほとんどは黒色なのが特徴ですね。
交尾を終えたメスは地上に降りて翅を落とし、巣を作ります。最初の子育て時、そのメスは餌を食べず、自分の翅を動かす筋肉を分解した成分が含まれる唾液を幼虫に与えるそうです。その後、このメスが女王アリになり、大きなコロニーを作っていきます。女王アリの寿命は10-20年で、女王アリが死ぬと、働きアリだけになったコロニーは次第に崩壊していきます。。
因みにムネアカオオアリは飼育もし易いアリだそうです。。
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