2月17日
かつて、鈴鹿の山中に巣くい、街道を行き来する旅人を喰らっていた蟹の化け物を退治した叡山浄土宗の祖でもある恵心僧都。
僧が真言を唱えると、蟹は甲羅を八つに割り、消えてしまいました。蟹の流した八つの血の固まりが飴になり、僧は「この八ツ割飴は厄除けに効果がある」と村人に授けたという言い伝えがあります。
今は蟹が坂飴として甲賀市土山町の名物にもなってます。
その鈴鹿峠の街道の入り口にあるのが田村神社
平安時代、嵯峨天皇の命で鈴鹿山脈の悪鬼を退治した征夷大将軍 坂上田村麻呂を祀る神社です。
田村麻呂の死後、疫病が発生した時に嵯峨天皇の勅命でここで厄除け大祈禱が行われたことから、今も厄除けの神として崇拝され、毎年2月17-19日に厄除け大祭(田村まつり)が開催されます。
夕刻、その田村まつりに妻と出掛けてきました。
管理人は5年ぶりの厄除け大祭、前に来たのはコロナ禍前の2019年でした。
参道に露店がたくさん並ぶ田村まつりでしたが、コロナ前より露店の数はやや少ない感じがしました。
地元でこういった人の賑わいを見ると嬉しくなりますね。コロナの間は露店が出ることもありませんでしたから。。
福豆授与所で福豆を買いました。
田村麻呂のお告げにより、境内を流れる御手洗川に架かる太鼓橋から豆を自分の年の数だけ流す事で厄が落ちる「厄豆落とし」も厄除け大祭の大事な神事です。
管理人も自分や家族の厄除けを願って、川に豆を落としてきました
つづく
よろしければ、応援クリックお願いします!
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます