1月11日
滋賀県平和祈念館(滋賀県東近江市)
滋賀県東近江市にある滋賀県平和祈念館は、滋賀における太平洋戦争の記録の蒐集と展示を行っている施設。
館内では第36回企画展示として、『戦時下の滋賀県民とスポーツ』が開催されてました。
昭和初期のスキー板が凄いなぁ。。
詳しい年代は不明の野球グローブですが、右の緑色のミットにはMIZUNOの商標があるそうです。
美津濃(ミズノ)(株)は、明治39年(1906年)に大阪で創業したスポーツ用品メーカーですね。他にもデサント、ゼット、エスエスケイ、アシックスといったメジャーなスポーツ用品メーカーは関西に本社があります。
手榴弾投擲競技会の模擬手榴弾と表彰状
厚生省が昭和14年(1939年)から始めた体力検定では、男子は100m走や走り幅跳びと並んで手榴弾投げがあったそうです。
時代とは言え、なんだかなぁという感じですね。。
地域交流室では『戦傷病者の社会復帰』と題した展示も行われており、当時の義手や義足などが展示されていました。
戦争で手足を失くした方たちのために作られた義手や義足。
戦傷病者になってしまった方のことを考えると、かなり重たい展示内容で、あまり正視することができません。。。
訓練用の木銃に触れることができました。
こんなもので訓練しなきゃいけない時代はもう二度と来て欲しくありませんね。
これは、東近江市三津屋町で戦時中から使われていた消防ポンプ(腕用ポンプ)で、防空訓練(空襲を受けた際の消火訓練)にも使われたもののようです。
図書コーナーでは戦争に関する書籍や絵本を閲覧することもできました。
この平和祈念館で戦争当時の記録や展示に触れると、恒久平和を祈らずにはいられません。
おしまい
過去記事<再び、平和祈念館へ>
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