書名:兵士に告ぐ
著者:杉山隆男
出版社:小学館文庫
出版年:2014年
ジャンル:ルポタージュ
【内容紹介(背表紙説明より)】
中国の調査船が頻繁に行き来し、北朝鮮の工作船が監視をかいくぐり海岸線への接近を図る―ここ10年で空気が緊迫した、対馬海峡から東シナ海へと跨る日本の領海。このレッドゾーンに点々と浮かぶ南西諸島の防衛のため、2002年3月、長崎で西部方面普通科連隊が産声を上げた。
全国から精鋭600名を集めた通称「西普連」は、米海兵隊との共同訓練を開始し、イラクへも隊員を派遣する。
冷戦後の組織改編を象徴する部隊への密着取材を通じ、米軍との際限なき一体化にひた走る自衛隊と、危うい日本の行く末を描き出す本格ノンフィクション。
読売新聞記者からノンフィクションライターに転身した著者が、そのライフワークでもある自衛隊を取材して書き上げた「兵士シリーズ」の第4作目でした。
本書が上梓された当時とは自衛隊の状況が変わっている部分もありますが、南西諸島や尖閣諸島は今もかの国の恣意行為が続くレッドゾーンです。
かの国の台湾への野望、先が読めない日米安保など国防に関する危機感は今後も高まるばかりなのに、今の政権は国民の命や領土、国体を守るよりも、税金中抜きチューチューの方が大事みたいですね~
国を守る気概のある政治家・政権の登場を望みます。
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