11月4日
三重県亀山市、西に鈴鹿山系を望む関町にある旧東海道関宿は重要伝統的建造物群保存地区、日本の道100選にも選定され、伝統的な町家が200棟以上現存しています。
百五銀行も街並みに合わせてこんな感じ。。
今週末には第35回 東海道関宿 街道まつりが開催されるみたいですね。
関の山車(せきのやま)会館なる資料館があったので入ってみました。
この会館と「関のまちなみ資料館」、「関宿旅籠玉屋歴史資料館」の共通券を買えば¥500で全て見学できます。
この建物は関宿の近代産業を代表する関萬古(焼き物)の窯元、三谷家の屋敷だったそうで、主屋、土蔵、離れ座敷が公開されてました。
窯元らしく、いくつか焼き物も展示されていて、写真は金虹焼獅子形香炉。
土蔵の中には関神社の旧神輿が飾られてました。
関の山車会館は2019年にオープンした施設で、関宿祇園夏祭りの歴史・文化を後世に伝えるため、関の山車と歴史的な関係資料が展示してありました。
そしてこの収蔵庫の中には関宿祇園夏祭りで使われる4基の山車のうち、2基が常設展示されてます。
中町四番町の山車
木崎の山車
いずれもガラス越しなので、鮮明に撮影できなかったのが残念。。
「~が関の山」という慣用句は「それ以上はできない」、「それが限界だ」、「それが頂点だ」と言う時に使われますよね。
関町の八坂神社祭礼祇園会に出る山車(やま)が非常に豪華で、それ以上の贅沢はできないと言われたことから、「そこが頂点である」という意味の「関の山」という言い方が生まれたとされます。
まさかこの関の山車が関の山の語源だとは思いもしませんでした
こちらは牛乳パックや段ボールで作られた山車の模型。
提灯はどん兵衛のカップをふたつくっつけて作ってあるそうです(笑)
見学を終えて出ようとしたら、受付の方から「明かり取り窓はご覧になりましたか?」と聞かれ、案内して頂きました。
主屋の一部屋の天井が高く、その先から外の光を取り入れる仕組みで、古い町屋にこんな構造があるなんて驚きです
つづく
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