2月18日
現在、滋賀県蒲生郡日野町で開催中の『日野ひなまつり紀行』。
旧市街地をぶらぶらしながら、馬見岡綿向(うまみおかわたむき)神社にやって来ました。1月の雪だった日にも訪れましたが、その時は雪景色を撮影しただけでした。。
享和3年(1803年)に再建された拝殿
日野町の霊峰 綿向山の頂上に鎮座していた綿向大神(天穂日命)を平安時代の延暦15年(796年)に現在の地に遷宮して祀ったのが始まりとされる古い神社です。
その後、この地域を支配し、城下町を築いた蒲生家が氏神として庇護し、江戸時代には近江日野商人たちから開運の神様として崇敬を受けました。
宝永7年(1707年)に再建された本殿は滋賀県有形文化財に指定されていて、御祭神として、天穂日命(あめのほひのみこと)、天夷鳥命(あめのひなどりのみこと)、武三熊大人命(たけみくまうしのみこと)を祀ります。
本殿の裏にある撫でイノシシ
本殿の裏に金色の御幣が祀られてますね。
本殿内に祀られた神様に最も近い場所で拝む裏参りです。
もののけ姫の乙事主(おっことぬし)みたいな像が境内に鎮座してました(笑)
綿向大神の使いはイノシシだから、御守りもイノシシをモチーフしたものが色々ありました
社務所にはお雛様も飾られていましたよ。
明治14年に作られたお雛様で、京都の下鴨神社の社家である鴨脚家(いちょうけ)より、鴨脚光朝の妹の為子がこの馬見岡綿向神社の宮司へ輿入れした際に持参されたものだそうです。
シンプルだけどとても素敵なお雛様ですね。
つづく
過去記事<日野ひなまつり紀行2024(1)>
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