臨済宗建仁寺派 鷲峯山 高台寿聖禅寺(高台寺)(京都市東山区下河原町通八坂鳥居前下ル下河原町)。
立ち寄る予定にはしていませんでしたが、せっかく前まで来たんだからちょっと入ってみましょうかね。
久しぶりに長距離歩いて足もパンパンだったので、この急な石段(台所坂)がキツかった
豊臣秀吉の正室、北政所が秀吉の冥福を祈るため建立した寺院であり、寺号は北政所が出家した後の院号である高台院に因んでいます。
釈迦如来を本尊とする禅宗寺院であるとともに、秀吉と北政所を祀る霊廟でもあります。
茶室の遺芳庵
方丈庭園と勅使門
度重なる火災などで、高台寺には仏殿は再建されておらず、方丈が中心的な堂宇になってます。
小堀遠州により桃山時代に作庭されたとされる池泉回遊式庭園は国指定の名勝。
偃月池をまたいで書院と開山堂を結ぶ屋根つき廊の途中にあるのが観月台。
ここから北政所は亡き秀吉を偲びながら月を眺めたと云われてます。
開山堂には臨済宗の僧 三江紹益(さんこうじょえき)の像や北政所の兄 木下家定、その妻の雲照院の像が安置されてました(写真撮影禁止)。
開山堂と霊屋(おたまや)を結ぶ屋根付きの臥龍廊。
廊を登った先の霊屋には秀吉と北政所の像が安置され、厨子や須弥壇や調度品に施された蒔絵は高台寺蒔絵として有名ですね。
北政所は自身の像の下 2mに葬られているそうです。
南側にある大きな観光駐車場から高台寺に向かう途中にある高台寺天満宮。
可愛い秀吉とねね(北政所)の触り仏があり、夫婦円満、恋愛成就のパワースポットとしてハート型の絵馬がたくさん奉納されてました
つづく
過去記事<京都写ん歩 ねねの道を歩く>
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