いいもの見ぃ~つけた!

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<The Wonder 500> ものづくり 125 Join ジョイン

2022-01-16 06:40:44 | The Wonder 500

 「125 Join ジョイン」

磁石の力でスタッキングできる小ぶりな茶筒
上面と下面の桜皮(山桜の樹皮)の内側に隠れている磁石によって、複数をつなぎ合わせてスタッキングができる小ぶりな樺細工の茶筒です。

1つの茶筒に茶葉が100g入ります。桜皮との美しいコントラストを引き出す帯は全部で8種類。

素材や色違いの帯の茶筒にそれぞれ違う茶葉を入れておけば、その日の気分によってお好みのお茶が楽しめます。

【デザイン】冨岡商店 + YOnoBI
【伝統工芸】樺細工(秋田県)

 有限会社 冨岡商店 秋田県仙北市角館町東勝楽丁2番地2

 

 冨岡商店の理念
 わたしたち冨岡商店は、国指定伝統的工芸品である樺細工(桜皮細工)の製造元として、世界に類を見ない一属一種ともいうべきクラフトの価値を国内は元より広く世界に発信し、「一生に一つ」使い続ける豊かさを通じて、人々の潤いある生活に貢献できる企業を目指します。

 ストーリー
 山々に囲まれた土地で育まれた樺細工。
 樺細工の原料となる「山桜の樹皮」は山々を守る「更新」とい作業により採取していきます。日本人が山桜の樹皮を使用し始めたのは縄文時代前期に始まり、様々な利用をされながら現代の樺細工へと繋がってきました。
 山を守り、山からの頂きもので暮らしを営み、そしてまた山を守る。
 私たちの祖先はこの山々を丁寧に守り育ててきました。
 そして、これからも次世代にこの豊かな恵みを繋げていけるように「山と生きる」というこの文化を守り、育んでいきます。

 山と樺細工
 冨岡商店では山林の更新作業(主に伐採木はパルプ原料に使用)が行われる雑木林中の山桜から樹皮を採取しています。梅雨明けから9月頃の期間に職人が自ら山に入り、状態の良い山桜を探し樹皮を採取します。
 また、伐採された山桜は萌芽し、20~30 年後には株立ちをして数倍に増え、山林保全と地域産業の維持へと繋がっています。


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