「大学芋」
さつま芋を油で揚げて糖蜜をからめたもの。
安価で高カロリーであることから学生に人気のある食べ物だったので、この名称になったという。
サツマイモを輪切り、乱切り、拍子木切りなどにし、水に浸けアクを抜いたあと、中温の油でじっくりと揚げる。砂糖と水で作っておいた蜜をからませ、黒ゴマをふって仕上げる。
*https://temaeita.net/top/t2/kj/96_K/03.html より
歴史
大学芋という名は、大正から昭和にかけて、東京の神田近辺(学生街)で中央大学、明治大学などの大学生が好んで食べていたため、ついたといわれる。また、昭和初期に東京大学の学生が学費を捻出するためにこれを作って売ったのが名前の由来だという説もあるが、大学芋のメーカーである台東氷業(東京都台東区雷門)の話では、東京大学の赤門の前に三河屋というふかしいも屋があり、大正初期に蜜に絡めた芋を売ったのが大学生の間で人気を呼びこの名がついたという。三河屋は、1940年(昭和15年)まで門前で営業していた。
なお、1898年(明治31年)に平出鏗二郎が書いた『東京風俗志』では、東京の焼き藷の売り方として「丸焼・切焼・胡麻塩焼の類あれども、京阪に見るが如く輪切にして焼き、醤油を塗れるものなし。近時京都焼きと称して、間々これを学ぶものあれども、多く行われず。」と記しており、明治時代にサツマイモにゴマを合わせることは一般的であったことと、焼き藷屋が味付けをすることが始まっていたことが知れる。
*Wikipedia より
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