「アラブの暴れん坊」は健在

　今回の国連演説は非常にバラエティ豊かなものとなっている。

　当然初めてとなる「米国・オバマ大統領」や「鳩山首相」だけではない。

　あの「アラブの暴れん坊」が登場したのだ。
今まででも「非常識」や「自分勝手な」言動は、世界の中でも超一流だった。
しかし「国連」での演説は今回が初めてだという。

　ただ演説の中の「安保理は非民主的」という発言だけは頷ける。たまには良いこと言うのね。

　国連演説の「日本語版」を一度全部読んでみたいものだ。

若者の「期待しない」は、日本人の本音か？

　どこの調査を見ても「有権者でない若者」は「新政権に期待しない」と出ている。

　これは「有権者」でないから政治を知らないとか、無責任な回答であるとか、調査結果に意味をもたないように言われている。

　しかし彼らも「日本国民」である。無視することはないだろう。

　また「有権者」調査においても、やはり「期待しない」と結果が出ているものもある。
　「有権者」は、「期待しない」が前与党には「もっと期待できない」からと解釈されている。

　どちらにせよ「期待しない」のか？これが日本国民全体の「本音」か？

　
　ただ「若者」の「期待しない」というのは、混迷した「日本社会」全体を示してはいないか？将来に希望を持てず、「解釈１つ」で舌の根も乾かないうちに「約束」「ルール」を翻してきた現実がある。

　「若者」は、「大人に期待しない」そして「日本国に期待しない」、信用力のない「現実社会」に対しての意思表示ではないのか？

　もっと「期待のもてる」「責任のある」まずは「日本国」再生に努めてもらいたい。

「契約上、信・義・仁の問題」とは？

　名声優が降板となった。

　本人からのコメントとしては、「契約上の問題と、信・義・仁の問題」。
本人の「不徳のいたすところ」とのこと。

　いろいろと「真意」を探るスレが立っているようだが・・・。

　単純に「ギャラ」と見るのが有力。
テレビ各局が「赤字」であり、「高給取り」からリストラされている現実がある。
リストラされなくても「ギャラ下げ」交渉は周知の事実だ。

　「アニメ」なども例外ではなく「ギャラ交渉」は声優にまで。

　情けない話ではないのか？
日本国民の最大の娯楽「テレビ」。業界の体質改善なくして、この状況を打破出来ないのでは？

　この根底は「不況」だけに限らず、「ＢＳ」や「デジタル」、そして「ＣＳ」など「チャンネル数」の増加ではないのか？「テレビ」という絶大なる媒体が「分散化」することにより、各局の経営環境は様変わりしているような。

　「チャンネル数」が少なかった頃と比べ影響力は益々減少している。
「テレビ」という「無料」の娯楽媒体の衰退は、今後日本人に大きな影響を与えるかも？

「言ったもん勝ち」？

　就任６日目での「演説」。
「友愛」という言葉で、日本を「理想郷」へと「言葉」だけで誘導している。

　初の「国際舞台」で大いに絶賛される「演説」。

　ただ「裏づけ」「国民同意」はない。

　つまり「言った」だけ。

　「言ったもん勝ち」なのか？

　「日本」をアピールすることにはなった。その「日本」とは「鳩山日本」「友愛日本」という幻想では？

　今から「排出権」などを買い入れ、「金」で目標を達成するというのか？
それとも「机上の空論」を、「数字」だけで帳尻合わせしようというのだろうか？

　「現実」と「理想」の乖離。

　「無責任な日本」とならぬよう頑張ってもらいたい。

　

「政治主導」で大臣大変

　今回の新政権は「政治主導」を掲げている。
自民党政治だった頃は、「起案」から全て「官僚主導」であったから、１８０°の転換となる。

　そんなに「政治家」って「頭良い」とは思わないけど・・・自分たちで言い出したのだから、どこまで出来るか「お手並み拝見」ってところ。

　「官僚会見」を中止いや禁止し、「情報漏洩」を防ぎ「情報統制」を行う「政治指導」には「無理」がありそうだ。

　今の「ぶら下がり会見」程度なら、日々のことを話するだけでいいが、「国会答弁」では大丈夫か？「官僚」を臨席させ「助言」「訂正」を即座に出来る体制でないと・・・辛いのでは？

　「大臣」の頭の「良さ？」を、じっくり見ようではないか。

「マルシェ・ジャポン」は変な流通改革

　農水省がバックアップして進めている「マルシェ・ジャポン」。
「消費者と生産者をつなぐこと」を推進してる。

　農水省って、やっぱり「小売業」は無視するのね？
「小売業」をすっ飛ばし、「直売」を推奨するのであれば、これは変な流通改革である。

　生産者が自ら「流通改革」をするのならまだしも、お役所が仲介するって・・・。

　どこか変だと思うのだが。

本物の「白旗」か？

　「献身的に大臣支えたい」と発言した事務次官。

　選挙前までは「民主党の農政批判」をしていた事務次官なのに・・・。

　これは本物の「白旗」をあげたということなのか？
それとも一時的に「見せかけ」のものをあげたのか？

　「事務次官」の職がそれほど大切にしたかったのか？
「欺く気持ち」をもって、大人的対応をしたのか？

　「真意」はまだわからない。
「事務次官」クラスが、あまり「太いものには巻かれよう」精神では困るのだが

「中央省庁」も実質リストラに

　原口総務大臣の発言で、「中央省庁」も実質リストラ敢行か？

　現在ある中央省庁の「出先機関」を廃止すると明言。
となると「出先機関」の一般職員は中央へ戻る形となるが・・・

　まずは「臨時職員」や「一時職員」は不要となりリストラされることとなる。
そして「一般職員」について、大臣の発言では「生首は切らない」と言ってはいるが・・・優秀な職員なら戻れる場所もあるが・・・ほとんどの場合「優秀でないから」出先に飛ばされていることが多いため→リストラ勧告ともとられる。

　「不要な出先機関」が多かったのは事実。誰も手をつけられないでいた。一箇所でも手をつけると全部しないとダメだから。つまり・・・ずっとホッポリだしていたわけだ。これは「自民党」の悪いところ。ココは簡単に解決できそうだ。

　ただリストラ職員が反旗を翻し問題を起こさなければいいけどね。

「花王」の賢明な対応

　花王の「エコナ」シリーズが販売停止となった。

　発がん性物質の「グリシドール」に分解される可能性のある「グリシドール脂肪酸エステル」を多く含んでいるため。同社は安全性には問題ないとみているが、他の食用油と同程度の含有量に抑えるまで見合わせる。

　欧米で問題となった「グリシドール」の影響を受け、先手を打って販売停止を決断したと思われる。

　消費者に知られる前に「手を打った」素早い対応に、「花王」の経営者の賢明さがうかがえる。さすが・・・「花王」。

「ネクスト・キャビネット」と「新政権」

　昨日「新政権」が発足した。
顔ぶれは「予想通り」が半分ぐらいかな？

　しかし、民主党は「ネクスト・キャビネット」を選挙以前に作っていた。その昔「シャドウ・キャビネット」と言われた「マニフェスト」と同時期に登場したものだ。「政権」をとったならこれでやると作られた「ネクスト・キャビネット」だが・・・
ちょっと「比較」してみよう。

　　　　　　　ネクスト・キャビネット　　　新政権
総理大臣　　 　　鳩山　由紀夫　　→鳩山　由紀夫　そりゃそうでしょう
副総理大臣　　　小沢　一郎　　　　　　→幹事長　大臣させたら混乱する？　　　
　　　　　　　　 　　菅　直人　　　　　→菅　直人　しかも「国家戦略担当」も　　　
　　　　　　　　 　　輿石　東　　　　　　　→問題発言が多いからはずされた？
国務大臣　　 　　岡田　克也　　　　→？
官房長官 　　　　直嶋　正行　　　　→平野　博文
総務大臣　　 　　原口　一博　　　　→原口　一博
外務大臣　　 　　鉢呂　吉雄　　　　→岡田　克也　＊鉢呂はどこへ？
防衛大臣　　 　　直嶋正行（兼務）　→北沢　俊美
内閣府担当大臣 　松井　孝治　　　→菅　直人（兼務）＊松井はどこへ？
財務大臣　　 　　中川　正春　　　→藤井　裕久　＊中川はどこへ？
金融担当大臣（経済財政担当）
　　　　　　　　　　大畠　章宏　　　→郵政問題・金融担当大臣　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　亀井　静香（国民新党）＊大畠は押し出され
厚生労働大臣　 　藤村　修　　　　→長妻　昭　＊長妻人気で藤村寄り倒し
年金担当大臣 　　長妻　昭　　　　
経済産業大臣　 　増子　輝彦　　　→直嶋　正行　＊増子はどこへ？
法務大臣 　　　　細川　律夫　　　→千葉　景子　＊細川はどこへ？
文部科学大臣　 　小宮山　洋子　　→川端　達夫　＊小宮山はどこへ？
子ども・男女共同参画担当大臣
　　　　　　　 　神本　美恵子　　→消費者・少子化・男女共同・食品安全
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　福島　瑞穂（社民党）＊社民に譲渡
農林水産大臣　 　筒井　信隆　　　→赤松　広隆　＊筒井はどこへ？
国土交通大臣　 　長浜　博行　　　→前原　誠司　＊長浜はどこへ？
環境大臣　　 　　岡崎　トミ子　　→小沢　鋭仁　＊岡崎はどこへ？
官房副長官　　 　長妻　昭（年金担当大臣兼務）
　　　　　　　　　　　福山　哲郎　　→？
国家公安委員長　　　－　　　　　→中井　洽
行政刷新　　　　　　－　　　　　　　→仙石　由人

　殆どが代わっていて・・・それじゃ「ネクスト」の意味は何なの？