詩11.
「友の顔」
5ヶ月ぶりにやってきた
ややふっくらして
笑顔がまぶしい
月2回の集まり
それすらも時間が取れなくて
頑張って頑張って働いている
これない事わかっていても
案内のメールを送り続けている
会えば嬉しくて 心がはしゃぐ
何もしゃべらない
ただニコニコと聞いている
彼がいるだけで和む 文学部の集い
週一回 疲れて家に帰っても
必ず娘さんたちと一緒に
図書館に行くという あったかぁい彼
娘さん達もすでに 4年生と1年生
ウリハッキョにはりきって通ってる
明日を生きる 彼のエネルギーの素
友よ 次はいつ会える?
あなたが頑張るから
私も頑張れる 繋がる心
あなたに会いたくて
今日も机に向かう
鉛筆をぎゅっと握る
ー泰進さんへ 5月12日ー
「 山つつじ 」
ここちよい 山の気を
全身に 浴びながら
急斜面を あえぎ あえぎ 登りきて
ふと 山つつじ
花 いっぱいに 山つつじ
行けども 行けども 山つつじ
そよ風に そよぐ 可憐な 花びら
春雨にぬれて 清い
うす紫の おまえに
こみあげてくる 懐かしさに 心打つ
つつじよ おまえは
打ちつける 雨にも 負けず
空に 向かって 背をのばし
両手いっぱいに 花びらを ひろげた
おまえを 育てる 人も なく
おまえを 守る 人も なし
人知れず そっと 咲き
あたたかく迎えてくれた やさしい花よ
冬を うち勝った 山つつじよ
ただ ひたすらに 歩いていた 私は
ただ 心せわしく道を急いでいた 私は
すがすがしいおまえの姿に 心を打たれた
華やかじゃ なくとも
まこと 美しく 生きる事を
険しいけれど
一日を 力いっぱい 生きる事を
ああ 山つつじ
おまえを 胸にいだきて 生きたし
おまえの 様に 生きたし
清い 花よ
澄んだ 心の鏡よ
1987年 5月 (2011年訳)
(能勢青少年キャンプ場にて)
「산진달래」
싱그러운 흙냄새 온몸으로 맡으며
비탈진 산길 톺아오르더니
살며시 얼굴 내밀어
손저으며 반겨주는 산진달래
가도 가도 산진달래
선들바람에 설레는 어여쁜 꽃잎들
봄비 품어 시원한 연보라색 네 모습
그리움에 사무쳐 내 가슴 높뛰네
진달래야 너는
억수로 퍼부운 큰비도 아랑곳없이
오히려 싱싱하게 키돋움하였구나
오히려 탐스럽게 망울을 터쳤구나
너를 가꾼 사람 따로 없고
너를 지킨 사람 따로 없어도
이름없는 산발에 남먼저 피여나
방긋 웃고 맞아주는 정다운 꽃이여
겨울을 이겨핀 산진달래야
그저 돌길을 걷던 나는
그저 바쁘게만 길가던 나는
살뜰한 네 모습 보고 정신을 차렸단다
화려하지 못해도
꾸밈없이 곱게 살아야 함을!
순탄하지 못해도
하루를 힘껏 살아야 함을!
아,산진달래
너를 안고 나는 살리
너같이 나는 살리
살뜰한 꽃이여
티없는 마음의 거울이여
-학생들과 함께 야외활동의 길에서-
1987년5월