ニョニョのひとりごと

バイリンガルで詩とコラムを綴っています

詩14. 1980年5月 「銃口の矛先を変えよ」 バイリンガル (2012・5・18訳)

2012-05-18 14:12:15 | 日記
 1980年5月18日、光州で人民抗争が起こりました。その日、<国軍>の兵士たちは全斗換の指令の元、罪なき学生、少年、妊婦にまでも銃口を向けました。末っ子を産み終えてまだ4か月でしたが乳飲み子を抱いて私は集会に参加し、赤ちゃんを抱いたまま、米帝と売国奴を糾弾するデモ行進に参加しました。その日の夜に血を吐く思いで書いた詩です。(今日の夜、32年ぶりに訳しました。)

詩14.

 「銃口の矛先を変えよ」

         
《国軍》の兵士たちよ
君たちの銃口は
誰をねらっているのか

まだ青い夢も咲かせないまま
民主主義を叫びながら息絶えた少年
彼はまさに君の弟ではないのか

赤子を懐にぎゅっと抱いたまま
自由をと 叫びながら 倒れた女性
彼女はまさに君の姉ではないのか

二度と維新の奴隷にはなれない
この身が裂けようと民主主義を取戻し
魂だけでも新しい世の中で生きてみよう

血を吐くような渇望が
無残にも踏みにじられた絶糾が
石の塊になり 銃弾になり
光州の夜空を煌々と燃やしたが

何の罪もない同胞を
白昼に 撃ち殺し 刺し殺し
七歳の 幼子まで
無残にひき殺した 殺人魔全斗換!

《国軍》の兵士たちよ
どこの誰が君たちを
殺人鬼に追い込んだのか
どこの誰が君たちを
野獣に変貌させたのか

銃口の矛先を変えよ 売国奴どもに
銃口の矛先を変えよ 米帝どもに
人民の敵として処断される前に
復讐の決死戦に加勢せよ

《国軍》の兵士たちよ
南の兵士たちよ

銃剣でも 断頭台でも
滔々とうねりゆく 民主蘇生の熱望を
決して覆うことは出来ぬであろう

   (2012・5・18 訳)

  
 「총부리를 돌려라」

       
《국군》병사들이여
너희들의 총부리는
누구를 노리는것이냐

아직은 파아란 꿈도 피우지 못한채
민주주의 부르짖으며 숨져간 소년
그는 바로 네 동생이 아니냐

물애기 품에 꼭 껴안은채
자유를 달라 웨치며 쓰러진 녀인
그는 바로 네 누이가 아니냐

다시는 유신의 노예로 살수 없다
내 목숨 끊기여도 민주주의 되찾아
넋이라도 새 세상에서 살아보리

피타는 갈망이
지지리도 짓눌렸던 절규가
돌무지되여 총탄이 되여
광주의 밤하늘을 황황 불태워ㅆ건만

아무 죄없는 한 겨레를
백주에 쏘아죽이고 찔러죽이고
일곱살 철부지마저
무참히 깔아죽인 살인마 전두환!

《국군》병사들이여 눈을 떠라
어느 놈이 너희들을
살인귀로 내몰고있느냐
어느 놈이 너희들을
짐승으로 내몰고있느냐

총부리를 돌려라 매국노들에게
총부리를 돌려라 미제야수들에게
인민의 원쑤로 처단되기전에
복수의 결사전에 합세하라

《국군》병사들이여
남녘의 병사들이여

총칼로도 단두대로도
도도히 굽이치는 민주소생의 열망을
기어코 얼굴수는 없으리라

1980년 5월

    
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする