ねこ庭の独り言

ちいさな猫庭で、風にそよぐ雑草の繰り言

衝撃3つ

2014-02-03 21:27:55 | 徒然の記

 安倍総理がしたという、舛添氏への応援演説が聞きたくなり、2ヶ月ぶりにニコニコ動画をみた。肝心の動画は見つからなかったが、代わりに驚くべき動画を2つ見た。

 ひとつは舛添氏の弁明会見だった。氏は年老いた親の介護をした経験があるから、老人介護問題に知識があると言い、本まで出しています。実は親の面倒を見たのは彼でなく姉で、その姉が生活保護を受けるに時、なぜ裕福な彼が援助しなかったかについての言い訳話だった。

 郷里の学校の先輩である私は、この恥ずべきウソを以前から知っていたが、黙っていることが思いやりと考え、周囲に話すのを控えて来た。ところが今回都知事に立候補し、候補者のトップを走っていると知り、黙っている訳に行かなくなった。

 氏は反日の思想を持ち、外国人参政権の推進者ですから、首都の知事にしてはならない人物の一人です。意を決し知人のブログにそのことを書き、心の痛みを感じていたのに、知人はそんなことは誰でも知っていますと関心を示さなかった。

 今日偶然に彼の弁明動画を見て衝撃を受けたのは、自分のバカさに驚いたのでなく、氏のことを多くの人が知っているのに、自民党が支援し、公明党が支援し、しかも選挙でトップになっているという、この情けない事実にだった。

 2つ目の衝撃は、田原総一郎氏の動画だ。固定画面の背景に氏の声が流れるというもので、質問する女性への回答だった。

 「桜チャンネルや田母神さんがデモをして、いくら人が集まっても、」「テレビは放映しません。理由は、彼らが右翼だからです。」「つまり、色がかかっている。テレビ局には、色がかかっているものを報道する勇気がないのです。」

 「面倒に巻き込まれたくないんです。」

 氏は「チャンネル桜」を知らないのか、わざとなのかか、「桜チャンネル」と言った。朝日新聞を新聞朝日と言うようなもので、不勉強なのか、侮蔑なのか、不愉快な動画だった。

 驚いた理由は、氏の話によれば、私が既に右翼になっているということだった。しかも蔑称の右翼だ。冷静に社会を見るジャーナリストと思っていたのに、これだけの人間だったかと、彼を見限る収穫はあったが、「国を大切にする心」を持つ者が、右翼のひと言で片付けられ、それが通用する現実への衝撃だ。

 最後の衝撃は、私が衝撃と感じることを、周りの誰もが衝撃と感じないという日本の状況だ。

 だとすれば田原氏に右翼と切り捨てられる田母神氏は、都知事選で勝利しないのかも知れない。それなら氏は、これを機に国会議員になれば良い。三宅博氏のように国を思う議員となり、国政を動かしていけばいい。氏が国会に出れば、鵺のような自民党が整理され、覚醒した保守議員の集まる党に変わるかもしれない。

 今夜の私は「みみず」でなく、田原氏風に言えば、「右翼みみず」ということになる。安倍総理ではないが、分からないバカたちは何とでも言えと言い返したくなる。

コメント
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