ねこ庭の独り言

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日本を取り戻すための、正しい動き - 5 ( 敗訴を重ねる植村隆記者 )

2020-03-11 18:38:03 | 徒然の記

   3.   令和2年3月  4日 「元朝日記者 二審も敗訴へ」

 二段組の小さな記事なので、全文を転記します。「え、まだこんなことをしていたのか。」・・記事を目にした、第一印象です。記憶の箱から植村隆を、全部消していので、ゾンビに出会った気持ちでした。

 「従軍慰安婦報道に関わった、元朝日新聞記者の、」「植村隆氏が、記事を捏造したと、論文や週刊誌で批判され、」「名誉を傷つけられたとして、藤沢市の西岡力客員教授と、文藝春秋に、」「損害賠償などを求めた訴訟の、控訴審で、」「東京高裁は3日、植村氏の請求を棄却した一審判決を支持、植村氏の控訴を棄却した。」

 読みづらい、切れ目のない文章がなので、白石裁判長の判決は箇条書きにします。

  ・ 論文や週刊誌の記事は、植村氏の社会的評価を低下させる名誉毀損に該当する。

  ・しかしこれは意見や評論の域を脱したものでなく、損害賠償責任はない。

   〈  訴訟対象案件 〉

   1.   平成3年に植村氏が書いた記事を捏造と指摘した、西岡氏の論文

   2.  平成26年に週刊文春が掲載した、同趣旨の記事2件

 裁判記録を見ると、植村は今回だけでなく、過去に3回の敗訴判決を申し渡されていました。参考までに、要点のみ紹介します。

   1.   令和元年6月26日 東京地裁判決・・請求棄却 

     西岡氏と文芸春秋社への損害賠償請求

   2.   平成30年11月9日 札幌地裁判決・・請求棄却 

     櫻井よしこ氏と、文芸春秋社他3社への損害賠償請求

   3.   令和元年2月6日 札幌高裁判決・・請求棄却 

     櫻井よしこ氏と、文芸春秋社他3社への損害賠償請求

 今回の東京高裁判決は、1.の東京地裁判決を受けたものと分かりました。彼が判決を不服とし、さらに最高裁まで控訴するのか。記事には書かれていませんが、最後まで抵抗すると考えます。

 なぜなら植村の裁判は、彼個人の裁判というより、反日・左翼勢力の支援で行われているからです。敗訴しながら裁判を続けるには、多額の資金が必要で、植村個人が負担できるはずがありません。平成27年に彼が初めて裁判を起こした時、170人の大弁護団が結成されたという事実が根拠です。この時彼が、都内で記者会見した時の言葉も残っています。

 「23年前に自分が書いた、2本の記事が、捏造と批判され続け、」「その結果、家族や周辺まで攻撃が及んだ。」「私の人権、家族の人権、勤務先の安全を守るため、戦う。」

 弁護団の団長は中山武敏氏、副団長は小林節氏と海渡雄一氏、事務局長が神原元氏で、彼らの戦闘的談話も紹介します。

 「インターネット上で、植村氏や、家族を脅迫する書き込みをした人たちも、」「捜し出し、一人残らず提訴していく」

 崔善愛氏や香山リカ氏たちも、「植村裁判を支える市民の会」を結成し、彼の支援を行っています。

 有名な反日・左翼活動家がここまで彼を持ち上げ、気勢をあげていますから、今更降りることはできないでしょう。反日・左翼の言論が国民の支持を失い、裁判官さえ敗訴としている事案を、虚しいと知りつつ彼は今後も法廷で争うのです。不毛な後半生ですが、「自分が撒いた種は、自分で刈り取る」しかありません。

 この記事を読んだ時も、日本の社会が大きく動いているのを感じました。彼らの時代は終わった・・・という実感です。

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