1月27日の千葉日報に配信された、共同通信社の記事に「立憲民主党の国会戦略」と言う大きなニュースがありました。7段組の扱いで、紙面の4分1を占めています。内容は、立憲民主党が国会審議での批判一辺倒からの脱皮を図り、提案重視の姿勢で菅政権と対峙しようとしている、と言う説明です。
日本を取り巻く国際情勢が、危機的とも言える状況にあるのに、およそ無関係な政府の失政やゴシップばかりを追求している野党に、多くの国民が嫌悪感を抱いています。自民党の議員は、国民の支持を得て安定多数を占めていますが、支持の上にあぐらをかき、期待されている政策を進めていません。それどころか数に奢り、現金を渡したり受け取ったり、利権にまみれた不祥事を起こしていますから、野党が責めて当然だと思います。
しかし国会となれば、審議事項には優先順位というものがあります。何にも増して優先されるのは、次の二つの「政策」です。
1. 国民と領土を、外国勢力から守る安全保障政策
2. 国民の安定した暮らしを守る、経済政策
野党が責め立てている「政権党の不祥事」は、3番目に位置します。無視して良いものでなく、徹底追求すべきですが、そればかりが優先される国会がおかしいと、国民の怒りはここにあります。野党とマスコミは、政権を倒すことだけに主眼を置き、先のことは考えていません。自民党政権を倒したら、自分たちはどうするのか、そこを語りません。
私たちは、ついこの間の平成21、22、23年の3年間、民主党政権の悲惨な政治を経験しています。その前の平成5年には、あの壊し屋の小沢氏が、政権交代する二大政党ができれば、日本は素晴らしい国になると、国民を喜ばせ、自民党を政権の座から引き摺り下ろさせました。細川氏と政権を作りましたがうまくいかず、次の羽田政権は数ヶ月で崩壊し、小沢氏は社会党党主の村山氏と連立内閣を作りました。未曾有の阪神淡路大震災が発生した時、自衛隊出動が決断できない村山氏が、復旧を遅らせました。閣内は不統一で、混乱ばかりの政治でした。
だから私などは、立憲民主党や共産党が、自民党政権を倒しさえすれば、まともな政治が実現する言っても、何も期待せず、信じる気にもなりません。
1. 国民と領土を、外国勢力から守る安全保障政策
2. 国民の安定した暮らしを守る、経済政策
もしも、共産党を含む野党が、上記二つの政策を本気で進めると公約し、国会で審議をするのなら、数に驕った自民党への一票を野党へ回すかもしれません。しかしそんなことは、決してあり得ません。反日左翼野党の限界がここにあり、彼らが自民党政権と交代できない理由を、知らない国民はいません。
1. 階級史観を絶対とするマルクス主義は、皇室を否定し、日本の歴史を抹殺する。
2. 「東京裁判史観」を絶対とし、日本の軍国主義を批判・攻撃し、否定するが、彼らが政権を取ったら、共産党軍を作る。
マルクス主義と東京裁判史観が捨てられない限り、野党は国民の多数の支持を得られません。また彼らは、1.2.を語れば国民が離反すると知っており、決して本音が言えません。野党が反日左翼である限り、自民党の多数支持が続き、政治の安定は先延ばしになります。
さてここでやっと、今日の本題となります。退屈をものともせず、私が教育関係の本を読む理由は、反日左翼野党と、腑抜けの自民党議員を育て、国会の審議を虚しいものにしている原因が、「戦後教育」にあると、確信しているからです。私は現在、本棚にある下記11冊のうち、8冊を読み終えました。
1. 『教育への告発』0 編集委員6名 ( 平成10年 )
2. 『いま教育を問う』1 編集委員6名 ( 平成10年 )
3. 『いじめと不登校』4 編集委員6名 ( 平成10年 )
4. 『教師』 森口秀志編 ( 平成11年 )
5. 『昭和教育史の証言 教育証言の会 ( 昭和51年 )
6. 『学校は変われるか』 菱村幸彦 ( 平成8年 )
7. 『教なき国民は滅ぶ』 鷲野一之 ( 平成9年 )
8. 『教育問答』 なだいなだ ( 昭和52年 )
9. 『ジャカルタ日本人学校の日々』 石井光信 ( 平成7年 )
10. 『日本の教師に伝えたいこと』 大村はま ( 平成7年 )
11. 『学校崩壊』 川上亮一 ( 平成11年 )
11冊のうち、保守系の著者は菱村、鷲野2氏だけで、後の9冊は左翼系の人物ですから、いかに左翼勢力が教育を重視しているのかが分かりました。今は自信を持って言えますが、8冊の本を読んで見えたものは、次の3点でした。
1 . 東京裁判史観 2 . 日本国憲法 3 . 社会主義 ( マルクス主義 ) 思想
善良で、お人好しで、単細胞な教師たちが、この3点に汚染され、子供たちを教育しているのですから、無関心でおれません。毎日毎日、反日左翼野党の予備軍が育てられている事実を、認識しなくてはいけません。
息子たちに言います。お前たちが、このブログを読んでくれる日が来て、日本への愛が、そのまま家族への愛と重なっている事実を理解してくれたら、それが父の安心となります。私はこれから、残る三冊を読み、『教師』の書評を、並行して続けます。
立憲民主と言えば、菅総理の「施政方針演説」前に、蓮舫氏がSNSにその原稿の一部をアップして問題になりました。
タレントでもある彼女の長男はネット動画で、母親も含めた野党議員らに「こんな状況なのに、何で『揚げ足取り大会』なんかやってるのかな」「国難下でも党のことしか考えられないなら、政治家を辞めるべき」と痛烈な苦言をしました。
彼女の菅総理に対する「言葉が伝わらない」と言う言葉にもSNSで、「あれは失礼極まりない。菅(総理)が気の毒だ」と批判しました。
彼のメッセージは、テレビで母親らの「仕事ぶり」を目の当たりにしてきたからこそ出てきた言葉だと思います。
そしてこれは、多くの国民が感じていることだと思います。
自民党の不祥事やミスはどんな些細なことでも騒がれますが、立憲民主をはじめ野党関係者のそれはスルーされがちです。
野党はマスコミに護られる一方で、自民党はマスコミに追及されるので、政治はマスコミによって大きく左右されると思います。
それはさて置き、「マルクス主義」にしても「東京裁判史観」にしても、教育界も言論界も引き摺っているような気がします。
日本人の人格形成も、政治意識を「育てる」のも、教育が大きく左右していると思います。
これらから脱却しない限り、日本の「夜明け」は遠いのかな?と思ってしまいます。
逆に、意識が変われば脱却もそう難しくないのかな?と思います。
恐縮ですが、戦後教育の不良な軌跡の大体の所は理解
できたかという所です。
「国民と領土を、外国勢力から守る安全保障政策」
「国民の安定した暮らしを守る、経済政策」
この二点は正に、これからも我国が健全に進んで行
く為に必須な政策の双璧であると拙者も思います。
しかしながら、立憲民主党を初めとする野党勢力が
、現状のまま政権交代したとて、貴主張通り 前述
政策を実現できるとは到底思えません。
「階級史観を絶対とするマルクス主義は 皇室を否定
し、日本の歴史を抹殺する」
「東京裁判史観を絶対とし、日本の軍国主義を批判
・攻撃するが、政権を取ったら 共産党軍を作る」
野党による政権交代につき、朝日新聞や共同通信の
一味が折々主張する 日共を含めた野党連立政権が
成立する様な事になれば、現実化するという事でしょう。
そうなれば、最早旧民主党政権レベルでは済まない
「本当の悪夢」となる事でしょう。
勿論 現実にはあり得ませんし、そういう時代を招
いてもいけません。与党の不祥事複数を強く糾す一方
で、常に「何が一番大事か」を絶えず抑えて適切に
行動し、各々の状況下で最善な策を打ち出せるのが
本当に求められる政治勢力だと拙者は思います。
その時には、我国の独立と固有の国柄に関わる事共
は、最大限の尊重をされるは当然で、それを軽く見て
いたから戦後の軌跡を誤った所は大きくあると思います。
引用で恐縮ですが、成田あいるさんが記された
「マルクス主義にしても、東京裁判史観にしても、
教育界も言論界も引き摺っているような気がします」
の下りは、拙者も心より同意です。.
日本が二度とアメリカに対抗できないようにすること、立ち上がれないようにすること、これが憲法制定の目的でした。
「日本だけが間違った戦争をした。」「軍の独走が、近隣諸国を侵略した。」「日本軍は、極悪非道だった。」
一方的な批判と攻撃で、連合国は東京裁判で、日本を徹底的に叩き、学者とマスコミを通じ、国内に発信させました。
これを、GHQによる情報操作 ( ウオーギルトインフォメーション) と呼ぶ人もいますが、連合国の意図を全て集約したものが、「日本国憲法」です。
平和憲法などと喜ぶ人間がいますが、この憲法こそが日本の独立を失わせ、歴史とご先祖を否定する悪法だと、私は確信しております。
教師が学校で「憲法」を教える限り、「日本が一番悪い国だった」という自虐思想が、同時に説明されていきます。戦争もしていない中国共産党や、日本軍として一緒に戦った朝鮮までが、「憲法」に悪ノリして日本を叩きます。
これ以上は繰り返しませんが、政治家も学者も国民も、悪法である「日本国憲法」で育ち、日本だけが悪い国だったという「東京裁判史観」が染みつき、国際社会の現実を見る目を失っています。
「憲法改正」の緊急性と重要性を忘れている自民党議員諸氏は、目を覚さなくてどうするのかと、怒りを覚えます。「夜明けは遠い」と貴方が言われるように、私もそう思います。
敗戦利得者である、反日左翼たちを、そろそろリセットする時が来ています。
「逆に、意識が変われば脱却もそう難しくないのかな?と思います。」
実は私もそう思っています。大多数を占める国民の意識が変われば、案外簡単に「憲法改正」もできるのではないか。ネットの力が、もしかするとそれを実現するのではないかと・・希望を持ちます。
コメントに感謝いたします。
「我国の独立と固有の国柄に関わる事共は、最大限の尊重をされるは当然で、それを軽く見ていたから、戦後の軌跡を誤った所は大きくあると思います。」
軽く見ていた日本人について、考えてみました。
1. GHQに媚を売り、変節したマスコミ界の者たち ( NHK、朝日新聞、共同通信社を筆頭とするマスコミ各社の反日たち )
2. 日本国憲法制定に協力した、東大教授たちを筆頭とする全国の一流大学の左翼教授たち
3. GHQの権力に迎合した左翼活動家と政治家たち
4. 風見鶏の文化人、評論家たち
これらは、GHQの権力のおかげで息を吹き返したも左翼が中心です。いわば彼らは、「敗戦利得者」であり、GHQの威光を利用し、互いのネットワークを作り、ついに日本の言論界を制圧しました。
ならば国を思う保守の人間たちは、いったいどうしていたのか。彼らは、反日左翼の人間たちが構築した、「戦後利得者によるネットワーク」から、駆逐されたのです。
愛国の保守には、意見を発表する場所もなく、活動する場所もなくなり、罪人のように小さくなって生きるしかありませんでした。
だから私は、「戦後の軌跡を誤った」人間の中に、彼らを加える気になれません。むしろ、彼らがかくも長い間声を上げられなくなったという事実の中に、「国が破れるということ」の厳しさと悲惨さを教えられます。
反日左翼の人間たちは、現在の日本を望んでいたのですし、最終目標は「皇室廃止」と「日本の歴史の抹殺」ですから、彼らの計画の途上です。
したがって、現在の日本には、「戦後の軌跡を誤った」人間は、いないのではないかと、私は考えます。
戦後の軌跡を謝らせないようにするのは、むしろ今からではないでしょうか。庶民の武器であるネットを活用し、「敗戦利得者」たちの捏造と情報操作を糺しましょう。これが私たちの役目ではないのでしょうか。
いつもながら、真摯なご意見に感謝いたします。これからも宜しく御指導ください。