「公益財団法人ニッポンドットコム」が運営する「nippon.com」で見つけたのは、次の記事です。前編と後編に分かれています。
「皇位継承で注目される「旧宮家」とは(前編)( もう一つの天皇家)
令和4.04.18 斉藤勝久
斉藤氏の経歴も紹介してあります。
・ジャーナリスト。昭和36年東京生まれ、73才
・早稲田大学政治経済学部卒業。読売新聞社の社会部で司法を担当
・昭和61年から平成元年まで宮内庁担当として「昭和の最後の日」や平成への代替わりを取材。医療部にも在籍
・平成28年夏からフリーに。ニッポンドットコムで平成30年5月から「スパイ・ゾルゲ」の連載6回。
・同年9月から皇室の「2回のお代替わりを見つめて」を長期連載。主に近現代史の取材・執筆を続けている
記事の概要も説明してあります。
・男系男子による皇位継承の維持を選択した政府の有識者会議で、「旧宮家の男系男子の皇族復帰」案が、皇族数の確保策として初めて明記されたことで、旧宮家が注目されている。
・かつて天皇家に跡継ぎがない時には宮家から天皇を出し、明治維新以降も、天皇の皇女(内親王)の嫁ぎ先になり、皇后の生家にもなった。
・戦後に11宮家51人が皇籍離脱して一般国民となったが、「もう一つの天皇家」とも言われる旧宮家の歴史を連載でたどる。
「ねこ庭」が知りたいのは、11宮家の現在の数と何人の方がいらっしゃるかですが、前後編と長い記事なのでここから必要部分を拾うことにします。
氏が宮家の系図を図示し、断絶した宮家と存続している宮家を色分けしていますので、前回の「ねこ庭」記事に合わせて表示します。下記11宮家のお名前のうち、青色表示しているのが断絶している宮家です。
〈 1. GHQが皇籍離脱を強要した、11 宮家の現在のお名前 〉
伏見宮家 ( ふしみのみやけ ) 久邇宮家 ( くにのみやけ )
賀陽宮家 ( かやのみやけ ) 竹田宮家 ( たけだのみやけ )
東久邇宮家 ( ひがしくにのみやけ )
閑院宮家 ( かんいんのみやけ ) 山階宮家 ( やましなのみやけ )
北白川宮家( きたしらかわのみやけ ) 梨本宮家 ( なしもとのみやけ)
東伏見宮家 ( ひがしふしみのみやけ ) 朝香宮家 ( あさかのみやけ)
根気よく探せば見つかるもので、上記存続宮家のご家族構成が、ウィキペディアにありましたので追記します。だだし皇位継承者に焦点を当てていますので、女性の方は書かれておりません。
最初のお名前は、皇籍離脱時のご当主名です。
伏見宮家 博明王 博明王に男子がおらず、断絶見込み
久邇宮家 朝融王 男系の子孫としては、現当主邦昭の孫世代に男子1人あり
賀陽宮家 恒憲王 男系の子孫としては、現当主正憲に2男あり
竹田宮家 恒徳王 男系の子孫としては、現当主恒正の孫世代に男子1人あり
東久邇宮家 稔彦王 男系の子孫としては、現当主征彦の子世代に男子4人あり
となりますと、現当主の方4名を含めると、男系皇位継承者の資格を持つ方が12名おられると言うことなのでしょうか。
次回は次の項目、
2. 現在皇室にいらっやる方々のお名前と人数、を調べようと思います。