今回は勇馬氏のブログから、東京地裁が事実認定した「裁判の関係者」を紹介します。
都知事立候補者:田母神俊雄(被告人)
選挙対策本部長: M ・・実名が隠されているが、水島総
選挙対策本部事務局長:島本順光(Ⅽ)・・田母神氏の防衛庁の先輩、水島の紹介
選挙対策本部出納課長:鈴木新(A) ・・元自衛隊 水島の紹介
選 挙 運 動 員 : D ・・ 会長付 田母神氏の自衛隊の元部下
E,F、G、H、I、J 、K・・田母神氏と親交
説明がないので分かりませんが、選挙運動員は被疑者でなく単なる参考人なのか実名が伏せられています。
選挙資金の不正流用の実行犯は、選挙対策本部事務局長の島本順光と選挙対策本部出納課長の鈴木新の二人ですが、二人とも田母神氏が連れてきた人間でなく水島氏が田母神氏に紹介した人物とのことです。
選挙運動員たちも、水島氏が島本、鈴木と相談して集めてきた可能性がありますが、勇馬氏もそこまでは断定していません。しかし田母神氏が水島氏を信頼し、人選も資金管理も任せていた状況から、水島氏を疑っている様子が人物説明の青字部分で感じ取れます。
・出納責任者Aとして登場する鈴木新Aは、選対事務局長島本Cが連れてきた人間となっていますが、実はMが島本と一緒に連れてきたようです。つまりこのM、B、Cの3人がグルだった可能性もあります。
Bという人物が鍵なのに何度読み返しても説明がないので、このまま進みます。
・カネの恨みを根に持ったのか、それとも当時最も田母神氏の政界進出を恐れ、都知事選への出馬に警戒感を示したPRC ( 中国 ) が、バックだったのか。
・あるいは自公の既成政党の意を受けたのか、真相は闇の中です。
氏はこのように言い、中国の意向を推察します。
・田母神は、日本の良心的なマスメディアと協働し都知事当選を阻止すべき人間
・田母神は、自国の侵略の歴史を認めないことで悪名高い右翼の人物
・わが国を敵視する田母神氏は、公然と中国脅威論を喧伝する人物
選挙対策本部に集まった寄付金は、およそ1億円だったそうです。この中から選挙運動員に報酬の支払いをした経緯について、田母神氏は次のように説明しています。
・報酬支払いに至った流れについては、都知事選での落選直後、元選対事務局長の島本順光被告(70)から「お金も残っているし、今後の選挙でも手伝ってもらう必要があるので、頑張ってくれた人にお金を渡しましょう」と提案された。
・島本被告が作成した報酬支払いリストの総額は約2千万円で、50万円、100万円くらいは仕方がないと思ったが、2千万円は多額で、今後の選挙のためにも資金を残しておきたいと思った。
・だから私は「選対本部長にもう1回話してみて」と、島本被告に伝えた。
・選対本部長が支払いをやめさせてくれると思ったからだ。だから了承はしていない。
今後も政治活動をする考えを持つ氏は、選対本部に資金を残しておきたかったのですが、島本被告は従いませんでした。
・島本被告に資金を残したいと伝えると、島本被告は「閣下はカネの心配はしなくていい。次の選挙ではもう一度カネを集めるから」と答えた。
・その後ある運動員から、「閣下、お金ありがとうございました」と言葉をかけられ、島本被告が選対本部長に無断で報酬を支払ったことを知った。
水島氏はこの頃、チャンネル桜の動画を使い、「田母神氏が選挙資金を勝手に流用した」と批判攻撃していました。どちらが事実を喋っているのか、次回はもう少し別の視点から情報を紹介します。
名前や時々の発言内容は聞いたことはありますが、チャンネル桜とかは見たことはないです。
田母神氏との問題もくわしいことは存じませんが、
まあ、なんとなくわかります。
田母神将軍は純正な愛国者ですが、水島氏は、かなり通俗的レベルの人だと思います。
そもそも体質的に違うんじゃないでしょうか。
通俗的と言えば、俗受けを狙う田母神氏のギャグも、負けていません。
水島氏は狭量ですが、保守の論客に場所を提供しているところは評価に値します。私も今は遠ざかっていますが、参考になる意見を述べる人々まで無視する気持ちはありません。
水島氏と田母神氏の違いは、言われる通り「体質的」なものかもしれません。脂肪分いっぱいの饒舌さと、筋肉質の皮肉な多弁・・
コメントに感謝いたします。