田舎住まい

吸血鬼テーマーの怪奇伝記小説を書いています。

ねこ/風船/原稿

2007-10-21 20:43:51 | Weblog
10月21日 日曜日 晴れ
●駐車場を借りている空地の上空に風船がうかんでいた。高く上がっていく気配がない。ガスが抜けてしまっていて、浮力があまりないらしい。風船に皺が寄っているのがみえる。ふわっと秋空高くまいあがってほしい。空のかなたへきえいくのをみたい。そんなわたしのねがいにもかかわらず、風にも乗れずほとんど中空にとまったままだった。

●ブラッキーが寝床にもぐりこんでくる季節になった。暖かなうちは、上掛けの足のほうに独りで寝ているのに、室温が15度以下になるとかいまきのなかにもぐりこんでくる。朝おきてみると、わたしと頭をならべてねている。「なんじゃこれ」ってかんじだ。どうもねこが寒さをかんじる温度は15度かららしい。これからが猫との距離がますます縮まる。かわいい。

●猫の匂いがからだにしみついているのか、街をあるいていると猫がよってくる。おもしろい。

●猫ではないが、わたしもこの季節になると原稿がはかいくようになる。朝飯前に5枚書いた。超遅筆のわたしとしては、破格の出来である。うれい。

●こころはうきうきとして、風船のようにどこかにとんでいきたい。漂泊のこころとはこんなかんじなのだろうか。

●ほんとうに、いい季節だ。

●ねこのぬくもりがここちよい。原稿がかける。秋の果物がおいしい。いうことなし。