
10月21日 火曜日
●日曜日(19日)日光。「coelacanth3億8千万年の孤独」を書き上げた。魔法iイランドにあとは本登録するだけだ。どんな反響があるか、子どもの頃にもどって遠足の前夜のような興奮を覚えた。
●一夜明け、これはもう日光にでかけないことには、この小説を書き上げた後のさめやらぬ興奮に涼風を入れることはできない。そう判断して、カミサンに「さあ出かけるぞ。日光は霧降隠れ3滝だ」と掛け声をかける。
●涼風は霧降高原のリフト、赤薙山のスロープに吹いていた。生まれて、この年になって、はじめて山の空気をすった。いままで山にのぼらなかったわけではない。わたしの田舎の家のある鹿沼も、いちおう前日光高原といわれる地形にある。都会よりはおいしい空気を毎日吸っている。
●でも、赤薙の風はまったくちがった。水にたとえれば、透明度が違うというところだった。
●紅葉がはじまっていた。
●下山してから、当初の目的地、隠れ3滝に向かった。
●前年、丁字の滝のみで涙をのんで引き返してきた所だ。カミサンがこわくて丸木橋を渡ることができなかった。別ルートがあるというので、今回はPCで検索しておいた。
●「マックラ滝」は薄暗い山影から飛瀑と落ち、霧降川となる。このあたりは、書きあげた「三億」にでてくるのでじぶんが作中人物になったような気分になりたのしかった。
●滝のすばらしさは、カミサンの写真でご覧ください。
●赤薙などのピクチャもカミサンのブログに載っています。ぜひご覧ください。
http://blog.goo.ne.jp/mima_002
応援のクリックありがとうございます
