田舎住まい

吸血鬼テーマーの怪奇伝記小説を書いています。

何時まで歩けるだろうか? 20キロのリックを背負って 麻屋与志夫

2014-05-02 02:21:11 | ブログ
5月2日(金)

●雨上がりの午後。

カミサンと買い物に出た。

薔薇の世話でカミサンは忙しい。

外に連れだすのは、なかなかむずかしい。

いつものように、大きなリックを背負った。

●リックを背負っているときは気をつかう。

後ろを歩く人の迷惑にならないかと。

絶えずハラハラする。

ベニマルの店内は広い。

すれちがうときに、接近衝突する訳はないのだが。

そうでもない。

通路は広くても、ところどころで主婦が立ちどまって、おしゃべりを始める。

ひとの流れが停滞する。

周りの客に迷惑をかけているなどということは、わかっていない。

そのひとたちをよけようとすると後ろから来た客がどんとリックに突き当たってきた。

●これからは、リックを前にかかえなければ――などとかんがえる。

●それでなくても、目立つGGとカミサンの二人連れだ。

街の人たちには奇異なものを目撃した。

というような、目で見られる。

なかにはふりかえって……じっと見つめるひともいる。

●カミサンはGGにパパとわたしに呼びかける。

●「もしかして、愛人だったりして?」

とレジの女の子に訊かれたことがある。

●カミサンは実年齢の六掛けくらいに見られたらしい。

ルンルン気分でいた。

●20キロ近い重さの買い物をすることもある。

GGの体重を加算すると100キロ近くなる。

いつまでこの重量に体が耐えられるだろうか。

●まいにち散歩して足を体を鍛えぬかなければ――。

とかんがえているGGは、

ああ、

もうすぐ81歳になるのだ。




平安の昔より続く「九尾(吸美)族VS人狼」の怨念の戦いが今蘇る。勝利して月に吠えるのは、どっちだ!

猫の動きから「人狼(じんろう)」の出現を予感していた一人の老人がいた。老人の予感通り人狼が出現し、民族学者の石裂(おざく)は争いの渦にまきこまれていく。那須野を舞台に展開する千年越しの怨念の戦い。勇猛果敢な妻は「あなたのことは、わたしが守る」といい、長女の祥代は「お父さんのことは、見捨てないから」といってナギナタをふるって人狼の群れに斬りこんでいく。那須野ガ原の『玉藻狩り絵巻』さながらの戦いが妻の故郷で勃発したのだ。平安から連綿と続く「都市伝説」は平成の世にも生きていた!痛快無比の壮絶な戦いの幕が、ここに切って落とされた――。

●角川ブックウォーカー惑惑星文庫で検索してください。
 はじめの4ページくらいは立ち読みコーナーがあって気軽に読めますよ。
 ブログとは違ったGGの小説の文章を読んでみてください。



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