田舎住まい

吸血鬼テーマーの怪奇伝記小説を書いています。

潔癖症のカミサンが好き、GGも清潔な服装をしますね。 麻屋与志夫

2014-05-06 06:50:01 | ブログ
5月6日 (火)

●4日。日光。天海僧正の銅像の後ろ。
石の腰かけにすわっていた。
わたしの後ろは公衆トイレ。
中国人の観光客がニギャカだった。
トイレを待つ間も、たのしそうにハシャイデいる。

●私は大谷川の向こう側の歩道に目を凝らしていた。
80メートルくらい離れている。
やがて小杉放菴記念日光美術館のほうからカミサンのこげ茶色の服装が見えてきた。
美術館のトイレがとても清潔なのでそちらにまわってきたのだ。
こちらに向かって歩いてくる。橋にさしかかった。
わたしはカミサンの姿に思念を集めた。
どうして、あれほど「清潔なトイレ」にこだわるのだろう。
いつもであったら、いつしょに行ったのだが。
あまり疲れて、動けず、石の腰かけにわたしは、へたりこんでいたのだった。
するといままで、55年にもなる連れ合いなのにあまりよく見えていなかつたことが見えた。
理解できた。
「清潔」あるいは「清潔感」ということにこだわるカミサンの性格が見えてきた。
これからは歳を重ねる一方だ。
あまり不潔なので粗大ごみとしてポイ捨てされないようにしよう。

●カミサンのいやがることばかりいままでしてきたようだ。

●汚れなどを過剰に気にしたり、病気になることを過度に恐れ、飲酒、喫煙、肥満を異常に嫌悪したり、細菌や病原菌など何らかの汚染を受けるのではないかと、日々恐れを抱き続けたり、不安で外出することができない場合などもある。日常生活の中で汚れが過剰に気になり何度も手や体を洗わないと気がすまなかったり、ドアノブや電車の吊り革を掴めない、外出先のトイレの便座に座る事ができないといった症状も見られる。更に、好意を持ってくれる第三者がわざわざ作った料理や弁当(特にサンドイッチやおにぎり等、直接手で触れて作られるもの)を食べることができず、それによって対人関係にまで深刻な悪影響をおよぼすこともある。また、自身に汚れが付くことを極度に恐れるために、部屋を掃除できなかったり、風呂の汚れを気にして入浴できなくなったりして、逆に不衛生な生活になる場合もある。配偶者、または子供がいる場合には、常に清潔でいることを強制したりする傾向が強い。Wikipediaより。

●ほとんどあてはまる。
そういうことだったのか。
でもすべての上記のことを日常で行動するカミサンだが、そこはよくしたもので、その性格がたまらなく好きなのだから――人間の男と女の配合とはよくしたものだ。

●でもこれからはカミサンの要求にしたがって、わたしもすこしは清潔な服装に気を配る。
いますこしスリムになる。
お酒もさらにひかえる。
トイレの便座を汚したらキレイに拭いて置く。

●いま思えば、母も潔癖症だった。
「貸本屋さんの本や古本は人の手が触れているからキタナイよ。決して借りてきたり、買ってはだめ。不潔だよ。お金なんか一番キタナイからね」

●だからカミサンの習癖もあまり気にならなかった。
むしろ喜ばしい。

●美しいものにかけるカミサンの願いは、すばらしい。
朝は早くからバラの世話で無我夢中だ。
こちらは小説を書くのが精いっぱいで、水くれくらい手伝いたいのだが……。

●日光の植物園は緑の日だったので無料。
二時間ほど園内の清涼な空気、植物を楽しんだ。
なによりも、ひとがほとんどいないのが、カミサンには喜ばしいことだった。

●「ふたりっきりね」たのしそうにシャカシャカシャッターをきっていた。

●お化け地蔵を観た。
ほんとうは「寂光の滝」に行きたかったのだが、わたしが臀部の筋肉が痛みパス。
それでも29800歩ほど歩いた。

●鹿沼に着いてから、郵便局前で、T,Uチャンに偶然会った。
しばらく見ないうちにお母さんよりさらに大きくなっていたので驚いた。
小学三年生からの生徒で、いまは高校二年生。
県内で最難関の宇女高の二年生。
四人でおしゃべりをしてたのしかった。

●夜。NHKで「ロング・グットバイ」の再放送を観る。
ハードボイルドの雰囲気がでていて秀逸。






平安の昔より続く「九尾(吸美)族VS人狼」の怨念の戦いが今蘇る。勝利して月に吠えるのは、どっちだ!

猫の動きから「人狼(じんろう)」の出現を予感していた一人の老人がいた。老人の予感通り人狼が出現し、民族学者の石裂(おざく)は争いの渦にまきこまれていく。那須野を舞台に展開する千年越しの怨念の戦い。勇猛果敢な妻は「あなたのことは、わたしが守る」といい、長女の祥代は「お父さんのことは、見捨てないから」といってナギナタをふるって人狼の群れに斬りこんでいく。那須野ガ原の『玉藻狩り絵巻』さながらの戦いが妻の故郷で勃発したのだ。平安から連綿と続く「都市伝説」は平成の世にも生きていた!痛快無比の壮絶な戦いの幕が、ここに切って落とされた――。

●角川ブックウォーカー惑惑星文庫で検索してください。
 はじめの4ページくらいは立ち読みコーナーがあって気軽に読めますよ。
 ブログとは違ったGGの小説の文章を読んでみてください。



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