田舎住まい

吸血鬼テーマーの怪奇伝記小説を書いています。

今年は知りあいとの悲しいわかれがあった。 麻屋与志夫

2015-12-21 14:26:27 | ブログ
12月21日 月曜日

●昼ごろになっても曇り空からは陽が射す気配はない。
カミさんは松戸。
夕刻まで帰らない。
ブラッキ―とリリと三人で留守番をしている。

●GGだから、何もすることがない。
ぼんやりと時を過ごしているかというと、そんなことはない。
小説を書いている。
この一年は一作ずつ完成させる、方針をとった。
予想に反して――はかいかなかった。
行き詰っても、他の作品に目をうつさない。
そうすれば、なんでもかんでも、
いま書いている作品を書き上げるだろう。
――とは、いかなかった。
一年が終わろうとしている。
年間百ページも書いていないのではないか。
なさけなくなる。
いくら、生来の遅筆だからといって、これではひどすぎる。

●何本も同時に書き進めることにした。
うまくいくといいなぁ。

●好きな本もあまり読まなかった。
クーンツのオッド・トーマスものと、フランケンシュタインは全作読破した。
それに誉田哲也八冊。
松岡圭祐の「探偵の探偵」。

●今年は知り合いがおおぜいなくなった。
とくに、義弟二人、
俳句作家のR君、
近所のFさん。
ご冥福をあらためて祈る。
この歳になると葬儀に出席するのはつらい。
もうこれからは、失礼して、家にいて冥福を祈ることにしたいものだ。

●こんなことを考えながら、
年の瀬を過ごすのも、
歳のせいだと思う。

注。年間百ページというのは原稿用紙換算ではありません。
A4に40×40で書いていますから、原稿用紙換算で四百枚というところです。
来年こそ、笑わないでください。一日原稿用紙で五枚――は書くぞ。


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