田舎住まい

吸血鬼テーマーの怪奇伝記小説を書いています。

すべてこともなし、小説を書く。 麻屋与志夫

2015-12-22 09:04:02 | ブログ
12月22日 火曜日

●今日もカミさんは松戸。
三人で留守番。
陽が照っているので二階の書斎に陣取る。
ブラッキ―はわたしのベッドで早くもおねんね。
リリは隣りの部屋、塾の教室で駆けまわっている。
些細な動作にもブラッキ―とリリの歳の差がでる。
リリはまだ二年たっていない。
ブラッキ―は十七年かな? 
人間の年にしたらわたしのお姉さんだろう。

●「方舟の街」73枚。
これからが面白くなるところ。
クライマックスに盛り上げる作家の手腕が問われるところだ。

 

 今日も遊びに来てくれてありがとうございます。
 お帰りに下のバナーを押してくださると…活力になります。
 皆さんの応援でがんばっています。


にほんブログ村 小説ブログ 恋愛小説(純愛)へにほんブログ村




夏の日の水神の森
著者麻屋与志夫
150円(+税)  (税込 162円) 

超伝記の世界に生きる男の、朱色への恐怖がかもしだす心理サスペンス。あなたは、その裏に隠れていた恐怖に耐えられますか!

人狼よ。わたしはお前の早贄(はやにえ)なのか。保存食なのか。朱色の恐怖に慄く男は敵である人狼に怒りをたたきつける。その誕生のときより、悪霊のような人狼に狙われた男。三度の襲撃から辛うじて生き延びてきた。画家を志しながら成れなかった男。父に疎んじられ、学校の先生からも、クラスメイトからも、周囲のすべての人から迫害された男がたどり着いた出生の秘密。 朱色――あるいは鮮血の赤への恐怖は、生きながら血をながし人狼の生贄となるはずだった男の恐怖だった。餌とされ、生肉を咀嚼されたかもしれない記憶の底にわだかまる恐怖。超伝記ホラー作家を責め苛む恐怖の世界。そして、生涯優しい日本的な朱色を自然との調和を目指した三村節子画伯との思い出。美と醜。優しさと残酷さがいりみだれる世界。ラストに驚愕の事実が明らかになる。

カドカワ BOOK WALKER でぜひご購読ください。