田舎住まい

吸血鬼テーマーの怪奇伝記小説を書いています。

孫がぶじに生まれました。  麻屋与志夫

2015-12-29 12:45:00 | ブログ
12月29日 火曜日

●階下のキッチンに昼飯をたべに下りていった。

カミさんが携帯を片手に
「いくら電話しても、どうして出ないの」
「ブログをupしていて聞こえなかったのかな」
「生まれたって」
「えっ……」
いま孫のことをブログに書いて下りてきたところだ。
「母子ともに元気だって」
「うわぁ。すごい。うれしいな」

●これは昼から祝い酒だァー―。
なにごとも、オサケと結びつけてしまうGGなのでありました。



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元日には息子のところで女の子がうまれる予定。 麻屋与志夫

2015-12-29 12:24:01 | ブログ
12月29日

●このところ、年末ともあって回想にばかりふけっていた。
こころのなかでは、今までの人生をふりかえってみたりしていた。
必然的に越し方を総括していると昔の仲間のことなど、
なつかしく思いだす。
イザコザがあったり、
たがいに争ったり、
だまされたり、
たのしい時をすごしたり、
――懐古の情にしみじみとした。
こうしたこころの動きを楽しむことができるのもぼくらの特権なのだろう。GGにはGGとしての楽しみがあるものだ。

●さてと、私事で恐縮ですが、孫がひとり増えます。
それも元日が出産予定日。
女の子です。
この歳になって孫ですよ。
うれしいですよね。
この孫が成人式まで元気でいたいものです。
若返った気分だ。
年末なのに、
お屠蘇を早々と飲んで、
酔ったような気分になっています。
気分になっているだけです。
キッチンで正月料理を作るのにてんてこ舞いのカミさん。
なにもてつだわないでいるGGが昼間からお酒を飲めるわけがありません。
夜ならいいかな。
夜なら飲んでいいかしらね……。


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人気のある旧作のページを再録してみました。 麻屋与志夫

2015-12-29 04:00:47 | ブログ
12月29日 火曜日

●2時に起きだして原稿をかきだした。
少し疲れたので、前日のぼくのブログの訪問者をみた。
閲覧数547/訪問者114だった。
アクセスが一番おおかったページを再録しますね。
やはり、ぼくのブログは小説を読んでくれる人がおおいのがよくわかった。
ありがとう。

●死をもってつぐなう クノイチ48帝都の夜に散る  2012-07-22 10:29:36 | クノイチ48帝都の夜に散る

9

 ひとは、信念のために戦う。
 愛する者のために命をかける。
 いつか死がやってきたとき。
 信念のために。
 愛をつらぬくため。
 よろこんで死んでいける。戦いの場で死ぬ。
 わたしたちクノイチはそう信じで戦ってきた。
 いま、巨悪の権化V男の全身に矢がつきささっている。
 クノイチの集団が百子の救出のために駆けつけた。

「百子。一人で死ぬ気なの」
 言葉はキツイ。
 顔はあきれ顔。
 でもあたたかな友情が百子の心に沁み込んだ。
「ありがとう。麻子」
 だが!! 麻子の体が悲しみにおおわれている。
「麻子。なにがあったの?」
 ポニーテールにシュシュの似合う菜々が従っているだけだ。

「麻子!! なにが……」
「やっら。重火器で武装していたのよ」

 そのひとことでわかった。
 駈けつけたクノイチは半数以下に激減している。
 それも傷ついている。
 鬼沢組の事務所。
 V男の巣窟を制覇するのにはらった犠牲のおおさに百子はふるえた。

(わたしがぼんやりと街を彷徨していたから。大勢の鬼沢組のVに襲われて、いまなら事務所を急襲すれば勝てる。事務所にはVはあまりいない。と安易に思い、攻撃をかけることを、それを指示したから。すべてはわたしが恋にうつつをぬかして、ぼんやりと街をあるいていたからだ。ワタシガ悪い)
 
 大切な仲間をまた失った。
 この責任はどうとればいいのだ。

●これは三年前の初稿です。現在改稿校正の真っ只中です。
なんとかすばらしいものに完成させて、
どこかで本にしていただいて、
本屋さんの書棚でおめにかかれるといいですね。

●二番におおかったのはこれも小説のページだった。

●PART 2 レギオン 黒髪颪の吹く街で 39 麻屋与志夫  2015-02-19 05:35:45 | 黒髪颪の吹く街で

レギオン 9の3

与志太は直感した。
どんなに果敢に攻めても、彼らはまだ未成年だ。
それにもと教え子もふくまれている。
彼らを倒したところで徒労感がのこるだけだ。
ここはやりすごすのが無難だ。
逃げるのが得策だ。
せっかく目前に菊池がいるのに。
残念だ。
身を守る必要があれば戦うが。
彼らとはことをかまえたくない。
彼らはあまりにも異質な感情に支配されている。
半開きのままのドアから与志太は廊下へ後すさった。
与志太は自分がどんなに鹿沼の子供たちを――。
生徒を愛しているのかこのときになって自覚した。
おれはこの生徒たちのために戦っているのかもしれない。
鹿沼のために。こうして鹿沼を守るために。いままでここで生きてきたのだ。
だがいまは、逃げることだ。
逃げるのだ。
菊池を目前にして敵前逃亡をはからなければならない。
くやしい。
とてつもなくくやしい。
廊下を入口に向かって走る。
「逃げられると思ってるのかよ」
恵子のわきに半年ほどまえに退塾した野田がいた。
「おまえもここにきていたのか」
「バァカ、あんたの授業なんかうけたくないっうの」
ボデイにブロウをたたきこまれた。
戦えない。戦えない。教え子とは戦えない。
中学三年生にしては腰のはいったきつい一発だった。
身長が180センチもある中学生は――。
もう子供とはいえないだろう。
「女だってやりほうだいよ。天国なんだよ。ここはよ」

●やはり小説のページだ。
できるだけ早く、この欄に新作を発表しますね。




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怪談書きませんか/栃木芙蓉高校文芸部
著者麻屋与志夫
250円(+税)  (税込 270円) 

古い怪談のある栃木。いま新しい怪談誕生。恐怖、戦慄保証付き
栃木には大中寺の七不思議の伝説がある。特に『馬首の井戸』が有名だ。
上田秋成の日本吸血鬼物語の嚆矢(こうし)ともいわれている『青(あお)頭巾(ずきん)』も広く知られている。この物語も栃木が舞台だ。
―― その土地は、いま外来種ル―マニヤ吸血鬼の侵攻(しんこう)を受けている。
吸血鬼監察官の文子と龍之介は敢然(かんぜん)とその敵に立ち向かう。
龍之介のジイチャン翔太も愛する九(きゅう)尾(び)玉(たま)藻(も)と、命がけの抵抗をする。二組の恋人同士が最後にたどりついた境地(きょうち)。
1000年の時空(じくう)を超えた愛の不滅(ふめつ)の物語。
あなたは恐怖し、そして純愛に涙する。

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