田舎住まい

吸血鬼テーマーの怪奇伝記小説を書いています。

夕映えのなか青鷺がとんでいた。 麻屋与志夫

2014-05-11 05:55:05 | ブログ
5月11日(日)

●白い月がでていた。

おもうように小説がすすまない。

カミサンを誘って二度目の散策にでかけた。

月が中天にかかっていた。

新緑の緑のうえに白い月が見えた。

●黒川の河川敷で青鷺がとんでいるのを発見。

入り日をあびて、光っていた。

火の鳥のように光っていた。

●鴨が小魚をくわえてとびたった。

●府中橋のしたに中学生が屯していた。

遊歩道にバイクがおいてあった。

道をふさいでいる。

しかたなく植え込みのほうに迂回した。

●「夕日が水道山よりずっと北寄りに沈むようになったのね」

カミサンがまぶしそうに残照を見上げていた。

●二度の散歩で一万ポほどあるいた。

夜、ロング・グッドバイを見る。

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カミサンに捧げる狭小庭園の薔薇。 麻屋与志夫

2014-05-10 07:02:35 | ブログ
5月10日(土)
●明日は母の日。

カミサンに捧げる狭小庭園の薔薇。

なにか、こう書くと、かっこいい。

わたしがせっせと園芸に精をだしているようだ。

五月の満開の薔薇の園を。

カミサンに捧げたように聞こえるから不思議だ。

●でも、現実はちがう。

横12間×縦2間弱の前庭。

裏庭が四坪ほど。

いま、春の花々が咲き乱れている。

薔薇の鉢など置く場所が足りない。

二階の教室の外。

母屋の屋根に板を敷いて置いてある。

これを全部、カミサンが管理している。

●仏間で小説を書いていると足音がひびいてくる。

トントントンと二階にカミサンが駆けあがる音だ。

小柄で身軽だからその響きは軽快だ。

●でも、いつまでも若い訳ではない。

階段をあがるのが億劫になる。

その日が来る前に。

二階の薔薇を下におろせるくらいの庭が欲しい。

今チョビット広い庭が欲しいのだ。

●今のところは、薔薇の花とその芳香を楽しませてもらっているのはわたしのほうだ。

●ふたりして、園芸に勤しむ日が来るのだろうか。

●わたしにはその心の余裕も時間もない。

●どうしてこうも遅筆なのだろう。

小説を書くのに時間がかかりすぎる。

●長年苦労をかけているカミサンに、薔薇の花を捧げたい。

薔薇の花は庭に咲いているのだから、何か薔薇にかわるもの。

……そこで、いま少し広い庭と言うことになる。

もうひと奮発しなければいけないな――。


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「ルイ14世が咲いたわよ」と妻が言う。 麻屋与志夫

2014-05-09 08:52:57 | ブログ
5月9日(金)

●今年の母の日のキーワードは「一緒に過ごす」とのことだ。

いいことだなと思う。

●子どもと離れている。

やはり家族が一緒に過ごせるのは楽しいことだ。

●田舎に実家があれば、

子どもたちにとっても、

地震やそのたの災害の時に逃げ込む場所がある。

●わたしはカミサンと少しでも長く一緒にいたいので、

今の職業で満足していたる。

●二人で学習塾をやっている。

24時間ほとんど共に生活している。

一緒にいて毎日が楽しい。

おなじ屋根の下で生活はしているが、

していることはまったくかみあっていない。

それでいて会話がはずむ。

絶妙なバランスを保っている。

カミサンが聞き上手だからなのだろう。

●わたしは朝から晩まで書斎人間。

散歩に出るとき以外は外に出ない。

●カミサンは園芸が趣味だ。

紫外線を気にしているわりには、ほとんど庭にいる。


●いま、バラが咲きだしている。

話題はバラの咲き具合。

「ルイ14世がさいたわよ」

カミサンの夢はバラ色。

●わたしたちの結婚生活は長い長いバラ色の語らい。

●カミサンは昨夜、わたしが出版記念会を開いた夢を見たという。

●夢が現実となるように、ガンバラナクテワ

    

    




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●天知る、地知る、我知る、人知る。 麻屋与志夫

2014-05-08 06:43:35 | ブログ
5月8日(木)

●天知る、地知る、我知る、人知る。

●信じられないようなことが起きる。
一々コメントを添えたいのだが。
その事件を羅列するにとどめる。
こういうことが起きるなんて「笑っちゃいますね」

●塾の講師がいやがる女子高生に電車の中で握手を強要した。

●大阪で競争相手の塾が一流高校への合格者数を水増ししている。
その誇大広告のために塾の入学生がへった。
被害を被ったと訴えた。

●タクシー運転手が利尿作用のある菓子を女性客に勧め、閉じ込めた。
女性ががまんするのをみて興奮した。

●警察官が取調室で容疑者の女性にイタズラをした。

●わたしの街の小学校教師が、東京で買春。
それも相手はじぶんの教え子位の歳。

●羅列するだけでも、こうした事件が毎日のように起きている。

●イヤハヤマイッタ。マイッタ。

●やはり、すこしは、言いたくなった。
書きたくなった。
上記のことをパソコンに打ち込んでいるうちに――。
「どうしてかな?」という疑問が生じた。

●塾が他塾を起訴の件。
塾はもはや教育機関ではなくなっている。
市場原理がものをいう業態に成っている。
誇大広告が横行するなんてことは。
常識。
わたしは半世紀ほど学習塾を主宰して糊口を凌いできた。
「チラシを配らなくては、新聞に折り込み広告を出さなければ生徒が集まらないのだったら……」

●……諦める。
飢死にしたほうがマシだ。
そうおもって半世紀――。
いよいよその時が来たという思いだ。

●こちらの思いが、生徒にもつうじない。
大声で叱咤すると、次の時間にはもうこなくなる。
今この子は、叱らなければダメになる。
そうおもうから叱責するのだが、全く理解できないようだ。

●大型塾には「お客さんコース」というのがある。
よするに、利益を生まなかったら、ツブレテしまうから、なんでもする。
生徒はお客様だから、騒いでも、眠っていても、放っておく。
もちろん、全部の塾がそうではない。
でも、良心的な塾は生徒が集まらない。


●悲しいことだ。
だから、わが「アサヤ塾」はそろそろ終焉を向かえようとしている。
ヤメタクハナイ。
――のだが。
このままでは、いずれ閉塾ということになりかねない。

●宣伝しなければ、生徒がこないのだったら、仕方ないわね。
とカミサンも諦め顔。
彼女が数学。
わたしが英語と国語。
長いこと教壇に立ってきた。
生徒が一人もいなくなっても黒板の前を去りがたいだろうな。

●生徒のいない教室で毎晩「ヒトリ授業」をする近未来の自分が見えるようだ。

●職業倫理――を守。
などといっている人間は絶滅危惧種なのだろうか。

●いやそんなことはない。
どこかで、だれかが、見ている。
理解してくれている。

●先日郵便局の前で会ったTUチャンのお母さんから『タケノコ』を戴いた。
それも『ゆがいてあった』

●季節の香りある食感をぞんぶんに味わった。
人情いまだ廃れず。
ほのぼのとした気持ちになった。

●そういえば、50年前に塾を始めた時には「授業料」はいただかなかった。
「ただでは、なんぼなんでも悪かっぺ」
とううのでいろいろと差しいれの恩恵にあずかった。

●今、そんなことをしたら「ボケたんじゃないの」と言われかねないだろう。

●この世の中、何処に向かって流れていくのだろうか。





平安の昔より続く「九尾(吸美)族VS人狼」の怨念の戦いが今蘇る。勝利して月に吠えるのは、どっちだ!

猫の動きから「人狼(じんろう)」の出現を予感していた一人の老人がいた。老人の予感通り人狼が出現し、民族学者の石裂(おざく)は争いの渦にまきこまれていく。那須野を舞台に展開する千年越しの怨念の戦い。勇猛果敢な妻は「あなたのことは、わたしが守る」といい、長女の祥代は「お父さんのことは、見捨てないから」といってナギナタをふるって人狼の群れに斬りこんでいく。那須野ガ原の『玉藻狩り絵巻』さながらの戦いが妻の故郷で勃発したのだ。平安から連綿と続く「都市伝説」は平成の世にも生きていた!痛快無比の壮絶な戦いの幕が、ここに切って落とされた――。

●角川ブックウォーカー惑惑星文庫で検索してください。
 はじめの4ページくらいは立ち読みコーナーがあって気軽に読めますよ。
 ブログとは違ったGGの小説の文章を読んでみてください。



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愛するカミサンのためにも、いい作品を書きたい。 麻屋与志夫

2014-05-07 06:00:07 | ブログ
5月7日(水)

●まだ足腰の筋肉がひりひり痛む。

日光での散策がたたっているのだ。

三万ポ、歩くのはすこしきっかったのだ。

毎日歩いて、体を鍛え直す必要があるな。

まだまだ、鍛えようによっては――。

精進して生活習慣に配慮した日常をおくれば。

がんばれるはずだ。

●また同世代の文壇の大御所がなくなった。

寂しくなった。

つつしんで合掌。

冥福を祈った。

もう、先生の新しい文章を読めないと思うと――。

残された無名作家であるわたしの身辺を寂しい風が吹く。

●こちらは、身をひきしめて。

これからいい作品を書いていかなければならないのだ。

超伝記、怪奇小説の分野はあまりポピュラではない。

でも菊池秀行、夢枕獏という人気作家が輩出しているではないか。

●狭小庭園で何の不満も漏らさず。

バラ作りに没頭しているカミサンのために。

せめて100坪くらいの庭を買ってあげたい。

田舎町だから土地の値段は安い。

でも、ビンボウな老書生にはその土地を買う金は無い。

●同世代の作家がすくなくなっていく。

このGGがこれから書き続けるだけでも。

体力がもつかどうか心配だ。

愛するカミサンのためにただひたすらホラーを書く。

記憶力。

イメージを喚起する力。

そうした諸々の才能が枯渇したら……どうしょう。

●ボケたら……。

若い時にはなかった心配ごとがつぎつぎと襲ってくる。

●明日の生活の不安に――。

雛鳥のように慄いているカミサンを喜ばせるためにも。

作品を書くことに集中しなければならない。

●同世代の作家が亡くなっていくのに。

これから作品を書き続けるなんてことは無謀なのだろうか。

●じぶんの才能のなさにはほとほと厭きれる。

そんなことを嘆いてはいられない。

●脾肉の嘆き。

むかしからの親友のおかげで、作品発表の場は角川ブックウォーカー惑惑星文庫にひらけた。

ようし、読者に喜んでもらえる作品を書くぞ。

と、朝からじぶんの頬をたたいて気合いを入れた。





平安の昔より続く「九尾(吸美)族VS人狼」の怨念の戦いが今蘇る。勝利して月に吠えるのは、どっちだ!

猫の動きから「人狼(じんろう)」の出現を予感していた一人の老人がいた。老人の予感通り人狼が出現し、民族学者の石裂(おざく)は争いの渦にまきこまれていく。那須野を舞台に展開する千年越しの怨念の戦い。勇猛果敢な妻は「あなたのことは、わたしが守る」といい、長女の祥代は「お父さんのことは、見捨てないから」といってナギナタをふるって人狼の群れに斬りこんでいく。那須野ガ原の『玉藻狩り絵巻』さながらの戦いが妻の故郷で勃発したのだ。平安から連綿と続く「都市伝説」は平成の世にも生きていた!痛快無比の壮絶な戦いの幕が、ここに切って落とされた――。

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潔癖症のカミサンが好き、GGも清潔な服装をしますね。 麻屋与志夫

2014-05-06 06:50:01 | ブログ
5月6日 (火)

●4日。日光。天海僧正の銅像の後ろ。
石の腰かけにすわっていた。
わたしの後ろは公衆トイレ。
中国人の観光客がニギャカだった。
トイレを待つ間も、たのしそうにハシャイデいる。

●私は大谷川の向こう側の歩道に目を凝らしていた。
80メートルくらい離れている。
やがて小杉放菴記念日光美術館のほうからカミサンのこげ茶色の服装が見えてきた。
美術館のトイレがとても清潔なのでそちらにまわってきたのだ。
こちらに向かって歩いてくる。橋にさしかかった。
わたしはカミサンの姿に思念を集めた。
どうして、あれほど「清潔なトイレ」にこだわるのだろう。
いつもであったら、いつしょに行ったのだが。
あまり疲れて、動けず、石の腰かけにわたしは、へたりこんでいたのだった。
するといままで、55年にもなる連れ合いなのにあまりよく見えていなかつたことが見えた。
理解できた。
「清潔」あるいは「清潔感」ということにこだわるカミサンの性格が見えてきた。
これからは歳を重ねる一方だ。
あまり不潔なので粗大ごみとしてポイ捨てされないようにしよう。

●カミサンのいやがることばかりいままでしてきたようだ。

●汚れなどを過剰に気にしたり、病気になることを過度に恐れ、飲酒、喫煙、肥満を異常に嫌悪したり、細菌や病原菌など何らかの汚染を受けるのではないかと、日々恐れを抱き続けたり、不安で外出することができない場合などもある。日常生活の中で汚れが過剰に気になり何度も手や体を洗わないと気がすまなかったり、ドアノブや電車の吊り革を掴めない、外出先のトイレの便座に座る事ができないといった症状も見られる。更に、好意を持ってくれる第三者がわざわざ作った料理や弁当(特にサンドイッチやおにぎり等、直接手で触れて作られるもの)を食べることができず、それによって対人関係にまで深刻な悪影響をおよぼすこともある。また、自身に汚れが付くことを極度に恐れるために、部屋を掃除できなかったり、風呂の汚れを気にして入浴できなくなったりして、逆に不衛生な生活になる場合もある。配偶者、または子供がいる場合には、常に清潔でいることを強制したりする傾向が強い。Wikipediaより。

●ほとんどあてはまる。
そういうことだったのか。
でもすべての上記のことを日常で行動するカミサンだが、そこはよくしたもので、その性格がたまらなく好きなのだから――人間の男と女の配合とはよくしたものだ。

●でもこれからはカミサンの要求にしたがって、わたしもすこしは清潔な服装に気を配る。
いますこしスリムになる。
お酒もさらにひかえる。
トイレの便座を汚したらキレイに拭いて置く。

●いま思えば、母も潔癖症だった。
「貸本屋さんの本や古本は人の手が触れているからキタナイよ。決して借りてきたり、買ってはだめ。不潔だよ。お金なんか一番キタナイからね」

●だからカミサンの習癖もあまり気にならなかった。
むしろ喜ばしい。

●美しいものにかけるカミサンの願いは、すばらしい。
朝は早くからバラの世話で無我夢中だ。
こちらは小説を書くのが精いっぱいで、水くれくらい手伝いたいのだが……。

●日光の植物園は緑の日だったので無料。
二時間ほど園内の清涼な空気、植物を楽しんだ。
なによりも、ひとがほとんどいないのが、カミサンには喜ばしいことだった。

●「ふたりっきりね」たのしそうにシャカシャカシャッターをきっていた。

●お化け地蔵を観た。
ほんとうは「寂光の滝」に行きたかったのだが、わたしが臀部の筋肉が痛みパス。
それでも29800歩ほど歩いた。

●鹿沼に着いてから、郵便局前で、T,Uチャンに偶然会った。
しばらく見ないうちにお母さんよりさらに大きくなっていたので驚いた。
小学三年生からの生徒で、いまは高校二年生。
県内で最難関の宇女高の二年生。
四人でおしゃべりをしてたのしかった。

●夜。NHKで「ロング・グットバイ」の再放送を観る。
ハードボイルドの雰囲気がでていて秀逸。






平安の昔より続く「九尾(吸美)族VS人狼」の怨念の戦いが今蘇る。勝利して月に吠えるのは、どっちだ!

猫の動きから「人狼(じんろう)」の出現を予感していた一人の老人がいた。老人の予感通り人狼が出現し、民族学者の石裂(おざく)は争いの渦にまきこまれていく。那須野を舞台に展開する千年越しの怨念の戦い。勇猛果敢な妻は「あなたのことは、わたしが守る」といい、長女の祥代は「お父さんのことは、見捨てないから」といってナギナタをふるって人狼の群れに斬りこんでいく。那須野ガ原の『玉藻狩り絵巻』さながらの戦いが妻の故郷で勃発したのだ。平安から連綿と続く「都市伝説」は平成の世にも生きていた!痛快無比の壮絶な戦いの幕が、ここに切って落とされた――。

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何時まで歩けるだろうか? 20キロのリックを背負って 麻屋与志夫

2014-05-02 02:21:11 | ブログ
5月2日(金)

●雨上がりの午後。

カミサンと買い物に出た。

薔薇の世話でカミサンは忙しい。

外に連れだすのは、なかなかむずかしい。

いつものように、大きなリックを背負った。

●リックを背負っているときは気をつかう。

後ろを歩く人の迷惑にならないかと。

絶えずハラハラする。

ベニマルの店内は広い。

すれちがうときに、接近衝突する訳はないのだが。

そうでもない。

通路は広くても、ところどころで主婦が立ちどまって、おしゃべりを始める。

ひとの流れが停滞する。

周りの客に迷惑をかけているなどということは、わかっていない。

そのひとたちをよけようとすると後ろから来た客がどんとリックに突き当たってきた。

●これからは、リックを前にかかえなければ――などとかんがえる。

●それでなくても、目立つGGとカミサンの二人連れだ。

街の人たちには奇異なものを目撃した。

というような、目で見られる。

なかにはふりかえって……じっと見つめるひともいる。

●カミサンはGGにパパとわたしに呼びかける。

●「もしかして、愛人だったりして?」

とレジの女の子に訊かれたことがある。

●カミサンは実年齢の六掛けくらいに見られたらしい。

ルンルン気分でいた。

●20キロ近い重さの買い物をすることもある。

GGの体重を加算すると100キロ近くなる。

いつまでこの重量に体が耐えられるだろうか。

●まいにち散歩して足を体を鍛えぬかなければ――。

とかんがえているGGは、

ああ、

もうすぐ81歳になるのだ。




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ライラックもクラブアップルの花も咲いた。  麻屋与志夫

2014-05-01 10:28:47 | ブログ
5月1日(木)

●ライラックの花が咲いた。

文学作品によくでてくるので、この花の名前は、むかしからしっていた。

ライラックと聞いてだけでロマンチックになる。

●アメリカン・ビューウティーのも咲いている。

クラブアップルというくらいだから、ちいさなリンゴがなるのかな。

この花をカミサンは憧れのターシャの庭でしったのだった。

それいらい少女のように熱っぽくこの花について話していた。

たまたま昨年、VIVAのガーデニングセンターで見つけた。

今年はきれいな薄紫の花が咲いた。

ターシャの広大な庭にはおよびもつかないが、

カミサンは小柄な体でチョコマカと園芸を満喫している。

もう直に、薔薇の開花だ。

「おーい。コーヒー」

わたしはカミサンの労をねぎらうためにコーヒーをいれた。

デッキのティーテブルに二つのカップを置いた。

コーヒーの香り立つユゲの彼方から――。

カミサンがほほえみながらこちらに向かって歩いてくる。

●花の様子は「猫と亭主とわたし」で検索して、ご覧になってください。毎日のようにピクチャが載っていた楽しいブログですよ。



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