小さい頃から 怖いものは 歯医者さん

《暗い過去です》
その病院は坂道の途中にあり…石の壁に覆われていました。
曇硝子の扉を開けると…いつもキーキーと云う音が聞こえました。
いつも丸い鏡状のモノを右目にあてていたので…先生の顔は覚えていません。

『きゃ～！』

僕は乳歯は…殆ど歯医者さんで抜きました。
幼心の恐怖は…今でも夢に見ます。
だから未だに…毎回通う歯医者さんは暗い陰湿なイメージです。

小さい時の住まいは洗面所が外にあって…夜の歯磨きが怖かった事を覚えています。
また小学校で教わった【はみがき体操】なるものは…今考えると間違っていました。
僕を良く知る歴代の方々や母に聞くと…僕の歯みがきは超簡単だそうです。

2年前も歯を治療していた僕の…歯医者さんのセカンドオピニオンです。
結局やはり僕の歯肉がかなり痛み…最悪の状況に向かっているようです。
完全な一年計画のプログラムの…今日からその治療が始まります。

麻酔を使用していたので…口に感覚がないので痛みはありません。
しかし歯医者さんの恐怖からか…身体に力が入っていたようで筋肉が痛いです。
まずは右の上奥歯の手術は…なんとか済みました。

そして僕の暗い過去を引きづッた試練は…これからも続きます。