食事中 話し掛けられ 大慌て

2009年07月24日 | 僕…

少し早めの昼食で…渋谷駅構内の蕎麦屋さんです。
この店の新メニューの…人参天麩羅蕎麦を食べます。
最近ハマッてる…僕の毎週金曜日の昼食であります。

今日も蕎麦を食してると…知らない方に話し掛けられます。
歳の頃なら30代半ばの…普通な感じの女性で僕は知らないのです。
見ず知らずの彼女は僕の隣の席で…淡々とらーめんを食べてたようです。

「ここから駅が見渡せますね」と…いきなりです。
確かにこの店の中からは…駅構内が良く見渡せます。
「これなら電車が来るのも解りますね」…一方的に話されます。

頷く僕に…「ほら時計も良く見えますよ」
『本当ですね』と…一生懸命に食べながら答えます。
「ここでなら遅刻しなくても大丈夫でしょうね」…笑う彼女です。

何故僕に…彼女は話し掛けて来たのでしょう。
彼女は…僕に何の目的があって話したのでしょう。
ただ何気なく話したにしては…こんな事は始めてです。

僕は危機感を覚え…逃げる為必死に食べます。
すると「食べるの早いんですね」と彼女は…僕を見ます。
『あの~急いでますので』と…なんともダラシナイ返事をする僕です。

「なんだ二人で…どこかに行けないんですね」
『ええ!!』の僕は…汁を一騎に飲み干します。
「あ~あ!!」と何か寂しそうな…僕の隣の方なのです。

果たして彼女は…何者なのでしょうか。
僕は…遠まわしにナンパされたのでしょうか。
それとも御商売の女性で…僕はお客さんだったのでしょうか。

あまり関わりたくない雰囲気なので…急ぐ僕です。
そして約3分で…お気に入りの人参天麩羅蕎麦を食べ終わります。
僕は『すいません急ぎますので…また』と言い残し店を後にするのです。

「良く噛んだ方が良いですよ」…彼女の声が背中に掛かります。

それで彼女は…何者だったのか?

コメント (3)
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